デジタル・オーディオ伝送の新しいスタイルを提案
機動性に優れた S-0808 は、中継収録やイベント、コンサートSR、設備音響など、さまざまなアプリケーションに対応。デジタル・テクノロジー“REAC”により、CAT5e ケーブルで最長100メートルの高品位オーディオ伝送を実現します。
軽量・コンパクトなI/Oユニット
S-0808 は、Digital Snake の中で最も軽量・コンパクトなI/Oユニット。8イン/8アウト仕様、重量は片手でラクに運べる約3kg。スチール製ハンドルを備えた堅牢な筐体は、業務用機として十分な耐久性を確保。ファン・レス設計のため、設置場所を選びません。
フル・ディスクリート設計の高品位ヘッドアンプを搭載。
全入力チャンネルにフル・ディスクリート設計の高品位ヘッドアンプを搭載。INPUT 7、8はハイ・インピーダンスにも対応、様々なソースをDIを使用せずに直接繋ぐことができます。各入力のゲインやPAD、ファンタム電源のオン/オフは、専用リモート・コントローラー S-4000R や、PC用リモート・コントロール・ソフトウェア S-4000RCS、さらにはV-Mixer M-300 からの遠隔コントロールが可能です。
外部バッテリーなど、3方式の電源供給に対応
外部バッテリー、REAC経由(REAC Embedded Power)、ACアダプターと、用途に合った方式での電源供給が可能。外部バッテリーは業務用ビデオ・カメラで用いられるIDX/アントンバウアーをサポート、付属のプレート・ホルダーを使って側面に装着することができます。
※バッテリー、バッテリー・プレートおよびプレートからの電源ケーブルは付属していません。別途ご購入ください。
圧倒的なフレキシビリティと優れた拡張性。システム構築も自在
用途や使用現場に合わせて、フレキシブルにシステムを構築できるのが Digital Snake の大きな特長。
接続は極めてシンプル、後からシステムの変更/拡張を自由に行うことができます。
高音質をシンプルかつフレキシブルに。次世代のオーディオ伝送テクノロジー、REAC。
S-0808のベースとなっているのは、ローランドが独自に開発したデジタル・オーディオ伝送テクノロジー“REAC(Roland Ethernet Audio Communication:リアック)”。REAC では、最大40チャンネル双方向の非圧縮/24ビットのオーディオ・データ、レベル情報、そして各種コントロール・データを、たった1本の LAN ケーブルで伝送することができます。もちろんデジタル伝送なので、ノイズの発生や音質の劣化といった問題は皆無。CAT5e 規格の LAN ケーブルは細くて扱いやすいため、セッティングも容易に行うことができます。音質だけでなく、設置の容易さやコスト・パフォーマンスまでも追求した次世代の伝送テクノロジー、それが REAC なのです。さらに「REAC Embedded Power」により電源の供給も可能に。よりシンプルな配線を実現します。
REACなら、現場にマッチしたシステムを自由に構築することが可能。
拡張性とフレキシビリティの高さも REAC の大きな特長。豊富にラインナップされているステージ・ユニット:Digital Snake シリーズによって、現場に最適なシステムを簡単に構築することができます。REAC スプリッターやREACオプティカル・コンバーターといったコンポーネントを使えば、大規模かつ複雑なシステムにも対応。また、ライブ・パーソナル・ミキサー M-48 を組み合わせることで、演奏者へのモニターも REAC 経由でダイレクトに行うことができます。