M-480

Live Mixing Console

M-480
販売完了

機能もオペレーションもさらに進化。 V-Mixer M-480、リモートコントロールアプリ「M-480 Remote」へ対応。

高品位なサウンドと優れたオペレーション性能で、ライブ・ミキシングの世界に新たなる可能性を提示したV-Mixing System。そのV-Mixerのフラッグシップ・モデル、M-480がVer.1.5からさらに進化し、Ver.1.6では、iPad専用アプリ「M-480 Remote」に対応。グラフィカルなユーザー・インターフェイスによって、M-480の主要なパラメーターをiPadでワイヤレスリモートコントロールすることが可能になりました。チャンネルレベル・チャンネルEQ・グラフィックEQなど、目的のパラメーターをiPadから調整することが可能です。




「M-480 Remote」は、App Storeから無償でダウンロードすることが出来ます。



Revolutionary Reborn Again.

すべては、エンジニアが想い描いた音を具現化するために。

ライブ・ミキシングの現場を、V-Mixing Systemが再度革新します。

  • ユーザーの想いをかなえる先進のパフォーマンス

    新開発のミキシング・エンジンを搭載
    新開発のミキシング・エンジンの搭載により、強力な内部処理を実現。すべてのインプット・チャンネルで4バンド・パラメトリックEQ/ゲート/コンプレッサーが使用でき、最大6系統のエフェクトも併用可能。現場の音響を担うプロフェッショナルに、かつてない自由なミキシング環境を提供します。

    人間工学に基づいてデザインされた洗練のサーフェース
    大型のカラー・ディスプレイや専用のチャンネル・エディット・セクションなど、各操作子を人間工学に基づいて配した洗練のサーフェース・デザイン。その上で、カーソル・ボタンとバリュー・ダイアルの一体化など、現場でのオペレーション性能を徹底追及しました。手や指先の動きは最小限に、必要な機能に瞬時にたどり着くことができる、快適な操作体系を実現しています。

    ハイ・レベルな音場補正も内部ですべて完結
    すべての入出力チャンネルにはディレイを搭載。マイキングやスピーカーの設置場所、現場の広さなどによって生じる遅延を正確に補正。内蔵のリアルタイム・アナライザーを併用すれば、ハイ・レベルな音場補正もV-Mixing System内部で完結します。

    カスケード接続をサポート。大規模なミックスにも対応
    コンサートSRの現場でリクエストの多いカスケード接続をサポート。2台のM-480をREAC(Roland Ethernet Audio Communication:リアック)で直結するだけで、すべてのバスをカスケード。計96チャンネルの入力に対応し、シーンやレイヤーなども高度に連携。ラージ・フォーマット・コンソールに匹敵する大規模なミキシング環境を、省スペースかつ低コストで実現します。
     

  • 使用現場や用途に合ったシステムを自由に構築可能、先進のミキシング環境『V-Mixing System』

    デジタルのアドバンテージを最大限活かして開発された次世代のミキシング環境、それがV-Mixing System。ミキサー部(V-Mixer)と入出力部(Digital Snake)を分離したセパレート構造により、音質劣化を最小限に抑えたピュアなサウンドと、極めて自由度の高いセッティングを実現。この画期的なコンセプトは、世界中のプロフェッショナルに高く評価され、コンサートやイベントなど、さまざまな現場で活躍しています。

    システムの核となるV-MixerとDigital Snakeは、必要な入出力チャンネル数に応じて自由に組み合わせ可能。1対向のミニマムなシステムから、ホール・コンサートに対応する大規模なシステムまで、使用現場にフィットするシステムを実現します。さらには、演奏者がモニタリングするためのパーソナル・ミキサーや、バーチャルなサウンドチェックにも対応するスタンドアローン・レコーダー、DAWレコーディング用のソフトウェアなど、ユニークなコンポーネントも続々と登場。その可能性はますます広がっています。
     

  • 高音質をシンプルかつフレキシブルに、次世代のオーディオ伝送テクノロジー『REAC』

    ローランドが独自に開発したデジタル・オーディオ伝送テクノロジーREAC(Roland Ethernet Audio Communication:リアック)。汎用のイーサネットをベースに開発されたREACは、軽量で扱いやすいCAT5eケーブルを用いて、複数のコンポーネントをシンプルに接続。たった1本のCAT5eケーブルで、最大40チャンネル双方向の24ビット非圧縮オーディオ・データ、レベル情報、各種コントロール・データを伝送することができます。

    REACでは音声をデジタル・データに変換して伝送を行うため、ノイズの発生や音質の劣化、チャンネル間のクロストークといったアナログ・マルチケーブルによるオーディオ伝送の問題点をすべて解消。入力段でゲインを引き上げて伝送を行うので、原音の特性や質感を大きく損なうことはありません。接続のシンプルさと、音質面を徹底追求した伝送テクノロジー、それがREACです。
     

  • 48ch入力+6ステレオ・リターンのミックス・キャパシティ、カスケード接続で96ch入力にも対応

    48ch入力に加え、エフェクトのリターンなどを自由にアサイン可能な6系統のステレオ・リターン・チャンネルを装備。出力はメインLCR/16AUX/8マトリックス、充実のミックス・キャパシティーです。デジタル音声伝送REACポートを3ポート備え(A/B/SPLIT/BACKUP)、Digital SnakeなどのREAC機器を組み合わせて自由にシステム構築可能。バスのカスケード接続もサポートし、2台のM-480を組み合わせて計96chもの多チャンネル入力に対応。ラージ・コンソールに匹敵する大規模なミックス環境を、省スペースで実現します。また、REACポートA/Bは40chフル・アサイナブル・パッチベイを装備し、内部ルーティングもフレキシブルに設定可能です。

    SPLIT/BACKUPポートはAポートの出力分岐またはバックアップ回線として動作します。
     

  • 4バンド・フル・パラメトリックEQ/ゲート/コンプをすべての入力チャンネルに搭載

    新開発のミキシング・エンジンにより、すべてのインプット・チャンネルに4バンド・フル・パラメトリックEQとゲート、コンプレッサーを実装。ミキシングの基本となるチャンネル処理を、自由に行うことができます。また、操作頻度の高いゲイン/パン/EQ/ゲート/コンプレッサーといったチャンネル・パラメーターは、左上部に配されたエンコーダーやスイッチによってダイレクトに操作可能。800×480ドットの高精細カラー・ディスプレイには各パラメーターがグラフィカルに表示され、快適な操作体系を実現しています。
     

  • 多彩なミックスを実現する充実のエフェクト、6系統のマルチエフェクトと12系統のEQはすべて併用可能

    M-480は6系統のマルチエフェクトを搭載し、厳選された18種類のアルゴリズム、96種類のプリセットを用意。リバーブやディレイ、コーラスをはじめ、ローランドの往年のアウトボードを忠実にモデリングしたビンテージ・エフェクトも6種類装備、RE-201やSDE-3000、SRV-2000といった名機をGUIもそのままに使用できます。さらには音場補正に欠かせない31バンド・グラフィックEQ/8バンド・フル・パラメトリックEQも12系統搭載しマルチエフェクトとの同時使用可能。最終段の音処理もM-480内部で完結します。

    ■18アルゴリズム一覧(12アルゴリズム+ビンテージエフェクトアルゴリズム×6)
    St.REVERB(ステレオ・リバーブ)、REVERB+GATE(リバーブ+ゲート)、DELAY×2(ディレイ×2)、LONG DELAY(ロング・ディレイ)、M.TAP DELAY(マルチ・タップ・ディレイ)、X.MOD DELAY(クロス・モジュレーション・ディレイ)、St.CHORUS(ステレオ・コーラス)、St.FLANGER(ステレオ・フランジャー)、St.PHASER(ステレオ・フェイザー)、CH STRIP×2(チャンネル・ストリップ×2)、P.SHIFTER×2(ピッチ・シフター×2)、31-BAND GEQ×2、SRV-2000(DIGITAL REVERB SRV-2000)、SDE-3000×2(DIGITAL DELAY SDE-3000×2)、RE-201(SPACE ECHO RE-201)、SBF-325(STEREO FLANGER SBF-325)、SPH-323(PHASE SHIFTER SPH-323)、SDD-320(DIMENSION D SDD-320)

    ■VER.1.5で追加されたエフェクト(5種類)
    CE-1(BOSS Chorus Ensenble)、DD-3×2(BOSS Digital Delay×2)、DM-3×2(BOSS Delay)、DIST×2(BOSS DISTORTION/OVERDRIVE)、MASTERING(3-BAND EXP/COMP)
     

  • 全入出力チャンネルにディレイを搭載、高性能リアルタイム・アナライザーもビルトイン

    すべてのインプット/アウトプット・チャンネルにディレイを搭載。マイキングによって生じる入力の遅延や、スピーカー間の遅延を本機内部で正確に補正できます。ディレイ・タイムは最大400msの範囲で設定でき、その単位はミリ・セカンド/フィート/メートル/フレームの4種類の中から選択可能。さらには音場補正に不可欠な高性能リアルタイム・アナライザーも装備。現場の特性を、グラフィカルな画面で視覚的に把握することができます。
     

  • 「M-480 Remote」を使って、ステージや客席からの遠隔操作を実現。

    お手元のiPadに「M-480Remote」をインストールするだけで、M-480はiPadを使用したリモート・コントロールに対応。これまでライブ・コンサートの現場では、ステージや客席で出音を確認し、PA席に戻って音質を調整するという作業が必要でしたが、今後はM-480から離れた場所でも音質調整が可能に。オペレーターの作業効率が飛躍的に向上します。
    「チャンネル・ストリップ」、「グラフィック・イコライザー」、「チャンネル・イコライザー」の画面を切り替えることで、目的のパラメーターに瞬時にアクセスすることができます。

  • 無線LAN親機を介した接続とAd-Hoc接続、2種類の通信方式に対応。



    側面のUSB MEMORY端子に専用のワイヤレスUSBアダプター「WNA1100-RL(別売)」を装着するだけで、M-480は無線接続が可能に。iPadとの通信は、既存の無線LAN環境を利用する接続と、M-480とダイレクトに通信する“ Ad-Hoc接続”の2種類の方式を選択することができます。

    「ワイヤレス USB アダプター ( Roland WNA1100-RL ) 」の在庫状況につきましては、お問い合わせください。

  • PCによるリモート・コントロールに対応、無線LAN環境なら遠隔操作も可能

    USB端子に接続したPCからのリモート・コントロールに対応。本機のカラー・ディスプレイと同一のGUIを備えた専用のコントロール・ソフトウェアM-480 RCS※1を使用して、PC上から操作が行えます。チャンネルやルーティングなどをあらかじめPCで設定し、現場でV-Mixerへ反映することも可能です。M-480と接続したPCをタブレットPCから遠隔制御※2、客席やステージからのリモートコントロールにも対応。エンジニア自らステージに立ち、演奏者の要望を訊きながらバランスを調整することも可能になります。

    ※1 M-480 RCSは、サポート・ページにて公開しています。
    ※2 それぞれのPCに無線LANの環境が必要です。

  • ライブ・レコーディングや中継収録にも対応、便利なUSBメモリー・レコーダー機能も装備

    M-480は、ライブ・レコーディング/中継収録にも対応。R-1000 をREAC接続するだけで、24ビット/最大48チャンネルのマルチトラック・レコーディングが行えます。R-1000は、スタンドアローン・レコーダーならではの堅牢な動作が特長で、SSDやHDDといったリムーバブル・メディアに非圧縮WAVフォーマットで収録可能。M-480との組み合せでバーチャルなサウンドチェックも実現します。また、Cakewalk SONARを接続すれば、DAWへのダイレクト・レコーディングにも対応。さらにUSBメモリー・レコーダー機能も搭載し、M-480の出力を非圧縮のステレオWAVファイルとして保存。WAVファイルの再生にも対応し、BGMの送出も可能です。

  • システム例1:ライブ・ハウス/イベント

    ライブ・ハウスや小規模イベントに最適な基本システム。入出力には S-1608 を2台使用。ステージ上で計32chの入力に対応し、メイン/モニター用に計16chの出力が行えます。

  • システム例2:放送中継/収録

    テレビ/ラジオ番組の中継収録用システム。M-480で中継用のミックスを制作し、R-1000 でHA直後の音声をパラで収録。さらに S-MADI を使用し、他の中継車用に音声をMADIで送出しています。

  • システム例3:ライブ・コンサート

    大規模なコンサートにも対応するシステム。S-0808 を4台使用することで、より自由度の高い入出力を実現。また M-48 を4台使用し、演奏者のモニタリングもV-Mixing Systemでカバーしています。

  • システム例4:音響設備(ホール・教会など)

    舞台上に2台の S-0808、舞台袖のラックに S-4000S を設置することで、あらゆるイベントに対応できる設備用システム。調整室のM-480にはPCを接続してあるため、タブレットPCを使用すれば無線での遠隔操作も可能です。

  • 寸法図

     

内部処理
チャンネル数
48チャンネル入力/6ステレオ・リターン/メインLCR/16AUX/8マトリクス
AD/DA変換
24ビット/48.0kHz、44.1kHz
総信号遅延時間
2.8ms(typ.)
※S-1608に入力された信号がM-480のREACポート(AまたはB)を経由し、M-480本体内でデジタル信号処理され、再びREACポート(AまたはB)を経由し、S-1608から出力されるまでの総遅延時間。
※サンプリング周波数:48.0kHz
※エフェクト:未使用(GEQ、エフェクト・インサートしない)
入出力端子
XLR入力端子(1~8)
XLR-3-31タイプ(バランス、ファンタム電源)×8
トークバック・マイク端子
XLR-3-31タイプ(バランス、ファンタム電源)×1
RCA入力端子(L/R)
RCAピン・タイプ ×2
XLR出力端子(1~8)
XLR-3-32タイプ(バランス)×8
ヘッドホン端子
ステレオ標準タイプ ×1
デジタル出力端子
オプティカル・タイプ ×1(IEC60958-3に準拠)、コアキシャル・タイプ×1(IEC60958-3に準拠)
REAC端子(A、B、SPLIT/BACKUP)
RJ-45 イーサコン・タイプ×3(A/B 1ポートあたり40入力/40出力)
※SPLIT/BACKUPポートはAポートの出力分岐、またはバックアップ回線として動作します。
※ご使用するI/Oユニットにより、同時に使用できる入出力数は異なります。
USB端子
Aタイプ×1、 Bタイプ×1
リモート端子
RS-232C(9ピンD-subタイプ)×1、MIDI(5ピンDINタイプ)×2(OUT/THRU、IN)
ランプ端子
XLR-4-31タイプ
※ランプ電源 DC+12V/500mA
その他の端子
接地端子、AC端子
入出力規格
周波数特性
XLR出力端子(1~8):-2dB/+0dB(20kΩ負荷、+4dBu時、typ.)
ヘッドホン端子:-3dB/+0dB(40Ω負荷、150mW時、typ.)
全高調波ひずみ率(T.H.D+N)
XLR出力端子(1~8):0.05%(+4dBu時、typ.)
ヘッドホン端子:0.05%(40Ω負荷、150mW時、typ.)
ダイナミック・レンジ
XLR出力端子(1~8):110dB(typ.)
クロストーク@1kHz
XLR入力端子(1~8):-80dB(Pad:オン、入力ゲイン:+10dBu、typ.)
XLR出力端子(1~8):-100dB(typ.)
規定入力レベル(可変)
XLR入力端子(1~8):-65~-10dBu(PAD=オフ)/-45~+10dBu(PAD=オン)
            ※PAD:20dBオン/オフ
RCA入力端子(L/R):-18~0dBu
トークバック・マイク端子:-50~-10dBu
入力インピーダンス
XLR入力端子(1~8):14kΩ RCA入力端子(L/R):10kΩ
トークバック・マイク端子:14KΩ
ノン・クリップ最大入力レベル
XLR入力端子(1~8):+8dBu(PAD=オフ)/+28dBu(PAD=オン)
RCA入力端子(L/R):+18dBu
トークバック・マイク端子:+8dBu
残留ノイズ・レベル(IHF-A、typ.)
-88dBu(全フェーダー Min)
等価入力雑音レベル(E.I.N.)
-126dBu(メイン・フェーダー:ユニティ、 チャンネル・フェーダー:1チャンネルのみユニティ、PREAMP GAIN:Max)
その他
ディスプレイ
800×480ドット、ワイド VGA TFTカラー・スクリーン(バックライト付き)
電源
AC100V(50/60Hz)
付属品
電源コード(2P-3P変換器)
REACコネクター・カバー×3
フェライト・コア×4
本体カバー
チャンネル・ナンバー・ステッカー
保証書
取扱説明書
ローランド ユーザー登録カード
外形寸法 / 質量
幅 (W)
749.0 mm
奥行き (D)
614.0 mm
高さ (H)
229.0 mm
質量
20 kg
(0dBu=0.775Vrms)

*XLRタイプ:1 GND、2 HOT、3 COLD

*ファンタム電源:DC+48V(無負荷時最大)、14mA(最大負荷)※電流値は1チャンネルあたり。全XLRタイプ入力端子に装備。

*REACの回線にREACスプリッター&パワーディストリビューターS-4000Dやスイッチング・ハブを挿入する場合、それらスプリット機器の性能に応じてネットワーク遅延時間が増えます。スプリット機器が挿入された時の遅延時間は、1台あたり最大で200マイクロ秒(0.2mS)です。
※製品の仕様及びデザインは改良のため予告なく変更することがあります。

Downloads

カタログ

アップデーター&ドライバー

Support

お問い合わせをいただく前に、よくあるご質問をまとめた「ナレッジベース」をご確認ください。
ローランド製品の使用方法などのサポートについて、困ったときの解決方法を是非ご活用ください。

取扱説明書

お知らせ