XS-62S System Program (Ver.3.12)


バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、XS-62S のバージョンをチェックしてください。~
  1. [ SW MODE ] ボタンを押しながら電源を入れます。
    ※ [ SW MODE ] ボタンは、ディスプレイにバージョンが表示されるまで押し続けてください。
  2. ディスプレイに表示されたバージョンを確認してください。
    今回のアップデートを実行すると、次のバージョンになります。お使いのバージョンが古い場合には、アップデートを行ってください。
    MAIN : 3.12 b000
    NPU : 1.039
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。

更新内容
[ Ver.3.12 ] 2024/11
機能改善
  • オート・オフ機能がオンの場合の時間を20分に変更しました。
[ Ver.3.10 ] 2022/04
機能改善
  • JVCケンウッド社製ビデオカメラKY-PZ200、KY-PZ400のコントロールに対応しました。
    対応ビデオカメラは、XS-62S Ver.3.1カメラ・リモート・コントロール対応情報でご確認ください。
  • AUX音声出力へ送る音声レベルを、音声入力ごとに設定できるよう変更しました。
  • AUX音声出力やSDI OUT 1, 2のエンベディッド・オーディオへ送る音声のエフェクト設定を、より詳細に設定できるよう変更しました。
    DRY、PRE FADER、POST FADERから選ぶことができます。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 起動直後に AUDIO EMBEDDED の設定が反映されない。
[ Ver.3.06 ] 2022/02
機能改善
  • カメラコントロール機能にて、PROTOCOL が VISCA over IP, PTZOptics, Avonic の時、PST 選択されている場合はカメラのタリーランプを光らせないようにしました。
  • LAN/RS-232 コマンドに、OUTPUT FADE を変更できるコマンドを追加しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • SDI OUT 1, 2 のエンベデッド・オーディオの設定が両方とも CH1-2 となっている場合でも、SDI 音声出力が 8ch になる。
  • その他、軽微な不具合。
[ Ver.3.05 ] 2021/07
  • 内部処理を改善しました。
    ※製品仕様に影響する変更はありません。
[ Ver.3.04 ] 2021/06
不具合修正
  • SDI IN 4 端子にインターレースの映像を入力すると、映像が乱れることがある不具合を修正しました。
[ Ver.3.03 ] 2021/05
不具合修正
  • SDI IN 端子から音声が入力されないことがある不具合を修正しました。
[ Ver.3.02 ] 2021/01
不具合修正
  • SDI OUT 1, 2 端子から音声が出力されないことがある不具合を修正しました。
[ Ver.3.01 ] 2020/08
NPU を Ver.1.033 へアップデートを行い、以下の不具合を修正しました。

不具合修正
  • 複数のカメラを LAN 接続して操作している時、カメラの操作ができなくなることがある不具合を修正しました。
[ Ver.3.01 ] 2020/06
不具合修正
  • SDI IN 端子にインターレースの映像を入力すると、映像がちらつくことがある不具合を修正しました。
[ Ver.3.00 ] 2020/05
機能追加
  • VISCA over IP 対応ビデオカメラ ( Sony 社製ビデオカメラ等)、PTZOptics 社製ビデオカメラ、Avonic 社製ビデオカメラを操作できる機能を追加しました。
    対応ビデオカメラは、XS-62S Ver.3.0 カメラ・リモート・コントロール対応情報でご確認ください。
  • AUDIO INPUT 1 ~ 4, 5/6 の入力を、AUX バスへ送る機能を追加しました。
  • AUX バスへ送る音声にエフェクトをかける機能を追加しました。
  • AUX バスへ送る音声のエフェクトをオフにできる機能を追加しました。
  • SDI/HDMI 出力音声を、VIDEO OUTPUT ASSIGN 設定に依存せずに個別に設定できる機能を追加しました。
  • USB メモリーから読み込める画像フォーマットに、「 JPEG ファイル・フォーマット」を追加しました。
  • XS-62S 本体に保存している静止画を、USB メモリーへ書き出す機能を追加しました。
  • RS-232 コマンドに、TEST PATTERN, TEST TONE を変更できるコマンドを追加しました。
機能改善
  • SDI 入力の対応フォーマットに、1080/60p, 1080/60i, 1080/30p, 1080/29.97p, 1080/25p, 1080/24p, 1080/23.98p, 720/60p を追加しました。
  • MULTI-VIEW LABEL EDIT で、STILL 1/2, PGM, PVW のラベル変更を可能にしました。
  • AUDIO DELAY の設定単位を、"frame" から "msec" へ変更しました。
  • CAPTURE IMAGE 機能で、出力映像もキャプチャー対象にしました。
  • TEST TONE を、L 側 1 kHz、R 側 400 Hz での出力を可能にしました。
  • パネル上のオーディオ・ボリューム変更時に、PST バスのオーディオ・レベルも連動して変化するようにしました。
不具合修正
  • SPLIT V CENTER の境界に緑の線が入ることがある不具合を修正しました。
  • PAN が AUDIO PST バスに効かない不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.2.50 ] 2019/09
機能追加
  • Canon 社製カムコーダー ( ビデオカメラ ) を操作できる機能を追加しました。
    対応機種:iVIS GX10, XF400, XF405
  • Panasonic 社製 PTZ リモートカメラを操作できる機能を追加しました。
    対応機種:AW-HE120, AW-HE130, AW-HE40, AW-HE50, AW-HE60, AW-HE65, AW-HE70, AW-HR140, AW-UE150, AW-UE70
  • AUDIO INPUT のエフェクトに 7 種類のプリセット ( EFFECT PRESET) を設けました。プリセットから選択して利用することができます。
  • AUDIO イコライザーにエフェクト・オン/オフのメニュー項目 (パラメーター) を追加しました。
  • USB メモリーから読み込める画像フォーマットに「 PNG ファイル・フォーマット」を追加しました。
  • MULTI-VIEW LAYOUT に、PVW (プレビュー) 映像を黒画面にする設定値を追加しました。
  • クロスポイント [1] - [6]( [PGM 1-6] / [PST 1-6] )ボタンの長押しで、入力映像をキャプチャーする機能を追加しました。
  • AUTO SCAN に TRANSITION TIME を設けました。
  • GPIによる AUX 選択 / [AUTO] / [CUT] / [DSK] / [FREEZE] / [AUTO MIX] スイッチの操作ができる機能を追加しました。
機能改善
  • AUDIO DELAY のディレイ・タイム設定に、msec 単位での表記を追加しました。
  • PGM 映像が切り替わった時、自動で AUX 連動状態にはならないモードを追加しました。
  • AUX LINKED PGM が「有効」で PGM と連動していない時、選択中の AUX ボタンを押すと連動するようにしました。
  • AUX が PGM と連動している時、Multi-View の PGM 映像にラベルを表示するようにしました。
  • SYSTEM FORMAT がプログレッシブの場合、SPLIT ON/OFF 切り替え時に黒画面を挟まないようにしました。
  • AUTO SCAN 時、映像の表示間隔を入力チャンネル毎に設定できるようにしました。
  • AUTO SCAN が ON の時、[PGM 1-8] / [PST 1-8] ボタンを押している間は AUTO SCAN の進行を停止する機能を追加しました。
不具合修正
  • 一部の ビットマップ画像を読み込んだ際に、画像が上下反転する不具合を修正しました。
  • 一部の RS-232 コマンドで 「応答コマンド ACK 」を返していない不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.2.01 ] 2019/03
不具合修正
  • Multi-View の PGM/PVW 位置を反転に設定しても、起動直後に反映されない不具合を修正しました。
[ Ver.2.00 ] 2019/01
機能追加
詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 XS-62S リファレンス・マニュアル バージョン 2.0 以降」をご覧ください。
  • JVCケンウッド社製 PTZ リモートカメラおよびカメラレコーダーを操作できる機能を追加しました。
    - PTZ 対応 : KY-PZ100
    - スタジオタリー対応 : KY-PZ100, GY-HC900, GY-HM200, GY-HM250, GY-HM660, GY-HM850
  • PinP の小窓の切り抜き、小窓内の映像位置調整機能を追加しました。
  • SPLIT CENTER 区切り位置を自由に調整できる機能を追加しました。
  • AUDIO INPUT SOLO 機能を追加しました。
  • Multi-View の PGM/PVW 位置を反転できる機能を追加しました。
  • Multi-View ラベルの文字を編集できる機能を追加しました。
  • AUX ボタンを押すまで、AUX 出力が PGM と連動する機能を追加しました。
  • AUTO SCAN の順序をランダムにできる機能を追加しました。
  • AUTO SCAN TIME をチャンネルごとに設定できる機能を追加しました。
  • メモリーをロードする時、黒フェードを挟まない設定を可能にしました。
不具合修正
  • DSK KEY LEVEL が「 0 」の場合でも背景映像がわずかに透ける不具合を修正しました。
  • MIX TYPE NAM での TRANSITION 中に、映像が一瞬ちらつくことがある不具合を修正しました。
  • HDMI IN 5 / 6 の EDID 設定が "INTERNAL" の状態で Mac を接続すると、Mac のオーディオが入力されない不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.20 ] 2018/04
機能追加
  • XS-62S RCS を使ったリモート・コントロール機能に対応しました。
  • Smart Tally 機能を追加しました。
    LAN INFORMATION に IPアドレスの URL を QR コード* で表示する機能を追加しました。
    詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 XS-62S スマート・タリーを使う」をご覧ください。
    ※ QR コードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
  • SW MODE が PRESET MEMORY の時、本体ディスプレイに現在のメモリー番号を表示するようにしました。
    エディットした場合には、EDIT マーク "*" を表示します。
  • RS-232 コマンドに、PNL INFO (QPL) を追加しました。また、PNL INFO を自動送信する機能を追加しました。
  • RS-232 コマンドに TALLY (TLY) を追加しました。
  • カメラ・コントロールの ZOOM 機能に速度設定 ( FAST/SLOW ) を設けました。
機能改善
  • MATRIX モード時、COMPOSITION, DSK メニュー内の項目を非表示・編集不可に変更しました。
不具合修正
  • 起動直後、メニューを開いていないにも関わらず、MENU ボタンのインジケーターが点灯することがある不具合を修正しました。
  • USB メモリーからバックアップデータを読み込んだ際、LAN の接続が切れる不具合を修正しました。
  • USB メモリーからバックアップデータを読み込んだ際、正常に読み込めないことがある不具合を修正しました。
  • 静止画を読み込んで数秒以内に電源を切った場合、静止画が保存されないことがある不具合を修正しました。
  • TRANSITION 中に TALLY 端子の CH 情報が正しく反映されない不具合を修正しました。
  • マルチ・ビュー・モニター表示のレベル・メーターが正しく表示されない不具合を修正しました。
  • DISSOLVE モードで SPLIT ON の時に、PST:a; コマンドを受け付けない不具合を修正しました。
  • CAM AF:ON の時、CAM FOCUS を無効にするように修正しました。
  • CAM AE:ON の時、CAM BRIGHT を無効にするように修正しました。
  • CAMERA MEMORY RECALL 後に、CAM AF, CAM AE の値を取得できない不具合を修正しました。
  • MEMORY LOAD でプリセット・メモリーを正常に呼び出せないことがある不具合を修正しました。
  • MEMORY SAVE / MEMORY DELETE 直後に電源を切った場合、メモリー情報へ正常に反映されないことがある不具合を修正しました。
  • PGM-PST モード時に、PST 音声ボリュームが PGM と一致しないことがある不具合を修正しました。
  • PGM-PST モード時に、ENTER ボタンを長押ししても Audio PVW Level が初期化されない不具合を修正しました。
  • パネル・ロックでクロスポイントをロックした場合、SW MODE によってクロスポイント・ボタンがロックされない不具合を修正しました。
  • RS-232 ON/OFF, BAUDRATE の初期値を変更しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。

アップデートに必要なもの
  • XS-62S 本体
  • USB メモリー(あらかじめ XS-62S でフォーマットされたもの)

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
xs62s_sys312.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードを行ったファイルは zip 形式のアーカイブ・ファイルとなっていますので、ダブルクリックして解凍してください。
解凍が終了すると、インストールに必要なデータを納めた xs62s_sys_v312 フォルダが現れ、その中にファイル XS-62S.PRG が納められています。
また、xs62s_npu_1039 フォルダには、XS-62S_NPU.BIN が納められています。

アップデート
●アップデート用 USB メモリーの作成
  1. システム・アップデート用のファイル XS-62S.PRG を USB メモリーのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
  2. NPU アップデート用のファイル XS-62S_NPU.BIN を USB メモリーのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
    ※「バージョンの確認方法」で、「 NPU 」が Ver.1.039 になっている場合は、NPU アップデート用のファイル XS-62S_NPU.BIN のコピーは不要です。

●アップデート方法
【システム・アップデート】
  1. USB メモリーを XS-62S の USB MEMORY 端子に挿して、パネルの [ PGM 5 ] ( クロスポイント [5] 上段 ) ボタン、[ PGM 7 ] ( クロスポイント [7] 上段 ) ボタン、[ TAKE ] ボタンを押しながら電源を入れます。
    ※ボタンは、ディスプレイに“ SYSTEM UPDATE ”と表示されるまで押し続けてください。
  2. [ ENTER ] ボタンを押してください。アップデートが自動的に進みます。
  3. モニターに“ COMPLETE PLEASE RESTART ”と表示されたらアップデートは完了です。
    電源を切って、アップデートを終了します。

【 NPU アップデート】
※「バージョンの確認方法」で、「 NPU 」が NPU : Ver.1.039 になっている場合は、【 NPU アップデート】は不要です。
  1. USB メモリーを XS-62S の USB MEMORY 端子に挿して、パネルの [ PST 5 ] ( クロスポイント [5] 下段 ) ボタン、[ PinP ] ボタン、[ TAKE ] ボタンを押しながら電源を入れます。
    ※ボタンは、ディスプレイに“ NPU UPDATE ”と表示されるまで押し続けてください。
  2. [ ENTER ] ボタンを押してください。アップデートが自動的に進みます。
  3. モニターに“ COMPLETE PLEASE RESTART ”と表示されたらアップデートは完了です。
    電源を切って、NPU アップデートを終了します。