XS-42H System Program ( Ver.1.30 )


バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、XS-42H のシステム・プログラムのバージョンをチェックしてください。~
  1. OUTPUT HDMI 2 端子にモニターを接続します。
    メニューは、OUTPUT HDMI 2 端子に接続したモニターに表示されます。
  2. XS-42H の電源を入れます。
  3. [ SCENE ]/[ MENU ] ボタンを長押しして、メニュー画面を呼び出します。
  4. [ CURSOR ] ボタンで System を選択して、[ ENTER ] ボタンを押します。
  5. [ CURSOR ] ボタンで Version を表示します。
    モニターに、現在のバージョンを表示します。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。

変更内容
[ Ver.1.30 ] 2024/06
詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 XS-42H / VP-42H リファレンス・マニュアル Ver.1.3 以降」をご覧ください。
 
仕様変更
  • オート・オフ機能の時間が「20分」に変更になりました。
機能改善
  • 静止画メモリーが3に増加しました。
  • ネットワークパスワードを追加しました。
[ Ver.1.22 ] 2022/01
機能改善
  • 縮小時の画質を改善しました。
不具合修正
  • ネットワーク制御によっては、レスポンスが極端に落ちることがあった。
[ Ver.1.21 ] 2019/12
機能改善
  • Input 1~4 の“Fine Horizontal”の設定範囲を「-19200 ~ 19200」に拡大しました。
    Input 1~4 の“Fine Vertical”の設定範囲を「-12000 ~ 12000」に拡大しました。
    これまで調整しきれなかった範囲まで調整可能になりました。
不具合修正
  • Input 1~4 の“Fine Horizontal”および“Fine Vertical”の動作を修正しました。
  • EDID エミュレーター動作の不具合を修正しました。
[ Ver.1.20 ] 2019/08
機能追加
  • パネル・ロック・モードを追加しました。
    パネル操作で、「シーン切り替え」または「入力の選択」だけが行えるモードを追加しました。
  • リコール・パラメーターの選択機能を追加しました。
    オーディオ関連のパラメーターをリコールしない設定を追加しました。
  • オーディオ・ミキサーの各入力個別にディレイを追加しました。
    ※この変更に伴い、出力ディレイのディレイ・タイムを最大 80 ms に変更しました。
  • XS-42H 本体設定を USB メモリーに保存する機能を追加しました。
  • Auto Signal Off 機能を追加しました。
    全入力が未検出のとき、XS-42H からの出力信号を停止する機能です。この機能を有効にすることで、対応するモニターでは、自動で電源を切る機能が働きます。
  • WebRCS に、ユーザー画面を追加しました。
    メニューが無くユーザーによる誤操作を防ぐ、「シーンセレクトのみ」、「入力選択のみ」の画面を追加しました。
  • 外部制御 ( RS232, TELNET ) 仕様を追加しました。
    シーン番号 15 を追加しました。シーン番号 15 に対する制御は、現在選択されているシーンに対する制御になります。
  • オーディオ・ミキサーのカスケード接続機能を追加しました。
    Mixer 1 の出力を Mixer 2 へ入力します。その結果、Mixer 1 の出力が LINE OUT から出力できます。
  • Auto Scene Switch 機能を追加しました。
    一定間隔でシーンが自動で切り替わる機能です。
機能改善
  • Auto Input Detect 機能を拡張しました。
    INPUT 信号検出時、INPUT 信号喪失時、個別の動作を設定できる機能を設けました。
仕様変更
  • オーディオ・ミキサー PHONES を仕様変更しました。
    Mixer 2 の出力を PHONES でモニターする仕様に変更しました。Mixer 1 の出力も Mixer 2 へ入力することができるカスケード機能を追加したため、Mixer 1 / Mixer 2 どちらの出力も PHONES でモニターすることができます。
  • 出力ディレイのディレイ・タイムを、最大 250 ms から 80 ms に変更しました。
  • TELNET セッションの仕様を変更しました。
    「先着優先」から「後着優先」へ変更しました。

アップデートに必要なもの
XS-42H をアップデートするために、下記の機器が必要になります。
  • XS-42H 本体
  • HDMI 端子を備えたビデオ・モニター
  • HDMI ケーブル
  • USB メモリーにアップデート・プログラムを書き込めるコンピューター
  • USB メモリー (あらかじめ XS-42H でフォーマットされたもの )
    ※ XS-42H で USB メモリーが認識されない場合は、別の USB メモリーでお試しください。

アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムを、XS-42H 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • アップデート中は XS-42H の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや XS-42H 本体が破損する恐れがあります。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
xsvp42h_sys_v130.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードを行ったファイルは zip 形式のアーカイブファイルとなっていますので、ダブルクリックして解凍してください。
解凍が終了すると、XS_VP-42H.PRGXS_VP-42H_NET.PRG が納められている xsvp42h_sys_v130 フォルダが現われます。

アップデート方法
下記の手順にしたがって、解凍したシステム・プログラム「 XS_VP-42H.PRGXS_VP-42H_NET.PRG 」を XS-42H にインストールしてください。
※アップデートは、OUTPUT HDMI 2 端子にモニターを接続した状態で行ってください。
 
【 XS-42H 本体設定のバックアップ】
現在お使いのバージョンが「 1.20 未満」の場合は、アップデートを行う前に、XS-42H 本体設定のダウンロードを行ってください。アップデート完了後、バックアップのアップロードを行ってください。
※ Ver.1.20 からアップデートを行う場合、本体設定のダウンロードは不要です。

詳しくは、[ 取扱説明書 ] の「 XS-42H / VP-42H リファレンス・マニュアル Ver.1.3 以降」の「 Web アプリケーション WebRCS 」をご覧ください。
※新規もしくは仕様変更されたパラメーターは、初期値になります。

【アップデート手順】
  1. xsvp42h_sys_v130 フォルダ内のアップデート用ファイル( XS_VP-42H.PRGXS_VP-42H_NET.PRG )を、USB メモリーのルートディレクトリにコピーします。
  2. XS-42H の電源がオフの状態で、USB MEMORY 端子に USB メモリーを接続します。
  3. 下図のとおり、3 つのボタンを押しながら、XS-42H の電源をオンにします。

    ※ボタンは、モニターに「 SYSTEM UPDATE 」と表示されるまで押し続けてください。
  4. [ENTER] ボタンを押すと、システム・アップデートが開始されます。
    システム・アップデートが完了すると、モニターには「 17:NPU UPDATE 」と表示されます。
  5. USB 端子に USB メモリーを接続します。
  6. [ENTER] ボタンを押すと、NPU アップデートが開始されます。
    NPU アップデートが完了すると、モニターには「 COMPLETE 」と表示されます。
  7. XS-42H の電源をオフにして、USB メモリーを取り外します。
  8. 「バージョンの確認方法」を参照して、バージョンが「 1.30 b000 」に更新されていることを確認してください。