VR-6HD System Program ( Ver.2.12 )


バージョンの確認方法
ダウンロードをする前に、VR-6HDのシステム・プログラムのバージョンを確認してください。
  1. [MENU]ボタンを押して、メニュー画面を呼び出します。
  2. [VALUE]つまみを回して「SYSTEM」を選び、[VALUE]つまみを押します。
  3. [VALUE]つまみを回して、「SYSTEM INFORMATION」を選びます。
    バージョンが表示されます。
    ※ 最新バージョンが表示された場合は、アップデートの必要はありません。

更新内容
[Ver.2.12]2025/07
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 長時間の配信・録音をすると、映像と音声が徐々にずれていく。
  • VenuSetと接続しながらカメラ・コントロールしたとき、VenuSetに実機の状態が反映されない。
  • その他、軽微な不具合。
[Ver.2.11]2025/05
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • VenuSetとUSB接続すると、USB OUTアサインが「MULTI-VIEW」ではなく「STILL-VIEW」に切り替わってしまう。
[Ver.2.10]2025/05
機能追加
  • LAN/RS-232 簡易制御コマンドに対応しました。
    ※詳しくは、[LAN/RS-232 簡易制御コマンド] をご覧ください。
  • コントロール・アプリ「VenuSet」に対応しました。
  • メニューを閉じているときに [EXIT] ボタンを押すことで、Still Outputを「Off」にできる機能を追加しました。
機能改善
  • Stream&Record、SRT Outの設定用Webアプリで使用しているサーバーの更新に対応しました。
    2025年8月以降もWebアプリをお使いいただくには、Ver.2.10以上へのアップデートが必要です。
  • Audio Playerの再生中にバンクを切り替えたとき、再生を止めないようにしました。
  • カメラ・コントロールのタリー・ランプ点灯機能の応答性を改善しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • メニューからシャットダウンすると、キャプチャーした静止画が保存されない。
  • その他、軽微な不具合。
[Ver.2.01]2025/02
機能改善
  • AUDIO FADER/KNOB ASSIGNで、各INPUT FADERに出力バスをアサインできるよう変更しました。
    入力チャンネル数が余っている場合、MAIN BUS、AUX 1~2 BUS、USB OUT、STREAM/RECORD、MONITOR BUSの制御を割り当てることができます。
  • AUTO MIXINGが「ON」のとき、AUTO MIXINGでの減衰量をAUTO MIXINGのSETUP画面のレベル・メーター上に重ねて表示するよう変更しました。
  • 配信・録画機能での音声処理を最適化し、安定性を改善しました。
  • RS-232通信で、STXがなくてもコマンドを処理できるよう変更しました。
  • メニュー内の表記を一部変更しました。
  • メニュー内のデザインやレイアウトを調整しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • ファイル・サイズの大きいバックアップ・ファイルをリストアすると、VR-6HDがハングアップする。
  • VIDEO PLAYER/SRT INの動作中にバックアップ・ファイルのリストアをすると、VIDEO PLAYER/SRT INが動作しなくなる。
  • その他、軽微な不具合。
[Ver.2.00]2024/09
機能追加
  • 映像のOUTPUT ASSIGNに、「DSK SOURCE」を追加しました。
    DSKの映像ソースに選ばれた映像を、出力端子にアサインすることができます。
  • Windows専用ソフトウェアGraphics PresenterからのFill+Key信号を用いたキー合成に対応しました。
  • USERボタンやCTL、GPI、テンキー・キーボードで、Windows専用ソフトウェアGraphics Presenterを操作できる機能を追加しました。
    Graphics Presenterが動作しているPCとVR-6HDをUSBケーブルで接続すると、VR-6HD側からGraphics Presenterを制御することができます。
  • SRTプロトコルでの映像入出力に対応しました。
    [MENU]ボタン → VIDEO PLAYER/SRT IN → TYPEを「SRT IN」に切り替えると、SRTプロトコルで受信した映像をVR-6HDに入力することができます。
    [MENU]ボタン → STREAM/RECORD → TYPEを「SRT OUT」に切り替えると、VR-6HDからSRTプロトコルで映像を送信することができます。
  • WIPE BORDER、PinP BORDER、DSK FILL、DSK EDGE、SPLIT BORDERの色を微調整できる機能を追加しました。
    色を「CUSTOM」に設定すると、RGBそれぞれを「0~255」で調整することができます。
  • USERボタンで、PTZカメラのパン、チルト、ズームなどを操作できる機能を追加しました。
  • CTL、GPI、テンキー・キーボードで、PTZカメラのパン、チルト、ズームなどを操作できる機能を追加しました。
  • マクロ機能で、VIDEO PLAYERの再生/停止などを操作できるFUNCTION「VIDEO PLAYER CONTROL」を追加しました。
機能改善
  • PinP&KEYやDSKのクロマキー合成の内部処理を改善し、より正確に背景色を透過できるようにしました。
    微調節するためのパラメーター、「VALUE FINE」と「VALUE WIDTH」を追加しました。
  • PinP&KEYやDSKのクロマキー合成に、境界付近の背景色を除去する機能を追加しました。
    DESPILLを「ON」にすると、透過部分との境界付近で、背景色が滲んでしまうのを除去することができます。
  • 音声入力において、ハイパス・フィルターの周波数を変更できるようにしました。
  • MAINフェーダーや、各アウトプットのボリュームつまみに、任意の出力バスを割り当てる機能を追加しました。
    INPUT FADERと同じく、自由にアサインを設定することができます。
  • AUDIO LEVEL画面でMONITORバスのレベルを確認/調節できるようにしました。
  • AUDIO EFFECT、CTL/EXP、GPI、テンキー・キーボード、マクロなどで、MONITORバスのレベルやミュートを制御できる機能を追加しました。
  • USERボタンにLOAD SCENE MEMORYをアサインしたとき、長押しすると現在のシーンをシーン・メモリーに保存できるよう変更しました。
    MODEを「SCENE MEMORY」にしたときのMEMORY[1]~[6]ボタンと同じ操作をすることができます。
    ※ これに伴い、表記を「LOAD SCENE MEMORY」から「SCENE MEMORY」へと変更しました。
  • AUTO SWITCHINGのTypeが「BEAT SYNC」のとき、拍頭のタイミングを指定したりテンポを手動で設定したりできる機能を追加しました。
    BEAT SYNC TAPをアサインしたUSERボタンを押すと、そのタイミングが拍頭になります。
    そのまま繰り返しUSERボタンを押すと、ボタンを押した間隔でテンポを手動設定することができます。
  • SCENE MEMORYのLOAD PARAMETERSで、AUXを個別にオン/オフできるようにしました。
  • カメラ・コントロール機能で、PROTOCOLが「Avonic」「PTZ Optics」のときに、ポート番号を指定できるようにしました。
  • オート・オフ機能がオンの場合の時間を20分に変更しました。
    ※ 仕様や操作の詳細は、[取扱説明書] をご覧ください。
  • メニュー内の表記を一部変更しました。
  • メニュー内のデザインやレイアウトを調整しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • AUDIO LEVEL METER POSITIONを「PRE FADER」に設定しても起動時に反映されない。
  • AUDIO LEVEL画面の「CUSTOM」にて、AUDIO LEVEL METER POSITIONの設定が正しく反映されない場合がある。
  • テンキーを接続しているとシャットダウンが終わらないことがある。
  • REVERBの効果が想定よりも弱い。
  • VR-6HDへの操作に対する反応が、稀に遅れることがある。
  • 映像ファイルによって、VIDEO PLAYERでの映像再生が滑らかでないことがある。
  • 配信/録画映像の画質が数秒の間隔で一瞬変化することがある。
  • その他、軽微な不具合。
[Ver.1.13]2024/04
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • システム・プログラムVer.1.11以前で作成したバックアップ・ファイルを読み込めない。
[Ver.1.12]2024/03
機能改善
  • スマート・タリー機能にパスワード認証を追加しました。
    ユーザー名は「user」、パスワードは本体に設定されたネットワーク・パスワードでログインできます。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • VIDEO PLAYERで動画をインポートしたとき、インポートが成功したかどうかが表示されない。
  • その他、軽微な不具合。
[Ver.1.11]2023/12
機能追加
  • [POSITION H]つまみと[POSITION V]つまみでPinPのパラメーターを操作するとき、より詳細に調節できる機能を追加しました。
    [EXIT]ボタンを押しながらつまみを回すと、0.1%単位(ZOOMは1%単位)で調節することができます。
機能改善
  • SDカードへのアクセスにおける安定性を改善しました。
  • メニュー内の表記を一部変更しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • ネットワーク接続時、MACアドレスが実際と異なる値になっている。
    ※アップデート後、初回の起動時に設定を行います。正しいMACアドレスは2回目の起動から反映されます。
  • オーディオ出力の「STREAM/RECORD」で、DELAYが正しく機能しない。
  • VIDEO PLAYERのIMPORT画面で、USBメモリ内のファイルを選択できない。
  • PinPのSIZEが100%未満の場合、小画面の映像が若干拡大され、見切れてしまう。
  • その他、軽微な不具合。
[Ver.1.10]2023/11
機能追加
  • Windows/Mac専用リモート・コントロール・ソフトウェア「VR-6HD RCS Ver.1.0.0」に対応しました。
    ※ 詳しくは、「VR-6HD RCS 接続ガイド」をご覧ください。
機能改善
  • メニュー内の表記を一部変更しました。
  • メニュー内のデザインやレイアウトを調整しました。
[Ver.1.09]2023/10
機能追加
  • iPad専用コントロール・アプリ「VR-6HD Remote」のVer.1.0.0に対応しました。
  • HDMI入力端子に入力された映像の代わりに、テスト・パターンを入力映像として使用できる機能を追加しました。
機能改善
  • 配信・録画機能のTARGET VIDEO BITRATEを100kbps単位で設定できるよう変更しました。
  • 各オーディオ入出力のSETUP画面で、コンプレッサーのGRメーターを表示するよう変更しました。
  • AUTO SWITCHINGのTYPEを「BEAT SYNC」に設定したとき、INPUT 1~6をそれぞれ切り替え対象にするかどうかの設定ができるよう変更しました。
  • AUTO SWITCHINGのTYPEを「VIDEO FOLLOWS AUDIO」に設定したとき、映像切り替えの時間を指定できるよう変更しました。
  • メニュー内の表記を一部変更しました。
  • メニュー内のデザインやレイアウトを調整しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • AUDIO PLAYERにインポートした音声ファイルの合計サイズが一定のサイズを超えると、バックアップ・ファイルの作成に失敗する。
  • マクロ機能のFUNCTIONの「TRANSITION TIME」で、TARGETを「OUTPUT FADE」に設定すると、効果が反映されない。
  • 配信または録画した映像の音声が、稀に繰り返したように乱れることがある。
  • その他、軽微な不具合。
[Ver.1.07]2023/07
機能追加
  • メニューや設定画面の表示言語を切り替える機能を追加しました。
    [MENU]ボタン → SYSTEM → LANGUAGEで、表示する言語を設定できます。
  • USB接続のテンキー・キーボードでVR-6HDを操作できる機能を追加しました。
    [MENU]ボタン → REMOTE → NUMERIC KEYPADで、各キーに対応する動作をアサインできます。
  • USERボタンでPANEL OPERATIONを切り替える機能を追加しました。
    [MENU]ボタン → DASHBOARDで、LCD ASSIGNのいずれかにアサインしたUSERボタンのCATEGORYを「SYSTEM」、VALUEを「PANEL OPERATION」に設定すると、USERボタンを押す度にPANEL OPERATIONを切り替えることができます。
  • レベル・メーターに表示するオーディオ・レベルが、AFL/PFLから選べるようになりました。
    [MENU]ボタン → SYSTEM → LEVEL METER POSITION から、各レベルメーターに対する設定ができます。
機能改善
  • オート・スイッチング機能のビデオ・フォロー・オーディオで、TARGETにシーン・メモリーやマクロを設定できるよう変更しました。
  • 音声入力チャンネル、音声出力チャンネル、および経路によって異なっていた遅延量を統一しました。
  • 配信時や録画時の安定性を向上しました。
  • 配信/録画時のエンコードのプロファイルを設定できるよう変更しました。
  • 配信/録画時のエンコーダの挙動を設定できるよう変更しました。
    スポーツやゲームなど動きの多い映像を扱う場合、ENCODE MODEを「MOTION」に設定することで、より滑らかな映像で配信/録画することができます。
  • オーディオ・フォロー機能に、PinP&KEYやDSKのON/OFFに音声を連動させる機能を追加しました。
    [MENU]ボタン → AUDIO → AUDIO FOLLOW → PinP&KEY 1 FOLLOW~PinP&KEY 2 FOLLOWまたはDSK FOLLOWを「ON」にすると、各エフェクトのON/OFFと音声出力を連動させることができます。
  • メニュー内の表記を一部変更しました。
  • メニュー内のデザインやレイアウトを調整しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 接続する機器によっては、映像入力のエンベデッド・オーディオ ch.3 以降を入力できない。
  • その他、軽微な不具合。
[Ver.1.06]2023/06
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • 一部の機体で、HDMI OUT 3からの出力映像にノイズがでることがある。
[Ver.1.04]2023/05
機能追加
  • HDMI入力のカラー・スペースを手動で設定する機能を追加しました。
  • PinP&KEYやDSKにサンプリング・マーカー機能を追加しました。
    クロマ・キーを使用するときに、実際の映像から透過させたい場所を選ぶことで、自動でキー色を設定することができます。
  • SPLITの設定画面で、実際の映像をタッチして調整できる機能を追加しました。
  • PinP&KEYの設定画面で、実際の映像をタッチして調整できる機能を追加しました。
機能改善
  • メニュー内の表記を一部変更しました。
  • メニュー内のデザインやレイアウトを調整しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
  • フレームレートを変更すると、数分間フリーズしてしまうことがある。
  • 拡張子が大文字のファイルを読み込めない。
  • MODEが「INPUT SELECT」のとき、VIDEO SWITCHERボタンの操作をマクロに正しく記録できない。
  • システム・フォーマットやHDCPのON/OFFを変更すると、稀にフリーズすることがある。
  • HDCP、システム・フォーマット、フレームレートのいずれかが異なる設定のバックアップ・ファイルをリストアすると、処理の途中でハングアップする。
  • キャプチャーした静止画が保存されないことがある。
  • 一部のVISCA over IPプロトコルのPTZカメラを操作するとき、操作に対する応答性が悪い。
  • AUDIO PLAYERの「COPY」または「SWAP」を実行するとき、確認画面でバンクが表示されない。
  • 文字入力画面で、文字の削除が正しく行えないことがある。
  • 一部のボタンで、パネル・ロック機能をONにしても操作ができてしまう。
  • 配信/録画時に、時間が経つにつれて映像と音がずれてしまう。
  • AUTO MIXINGが、AUDIO PLAYERとVIDEO PLAYERに対して効いていない。
  • パネル操作をMACROに記録するとき、VIDEO SWITCHERボタンを長押ししても正常に記録を終了できない。
  • その他、軽微な不具合。

アップデートに必要なもの
  • VR-6HD本体
  • USBメモリー
    ※ USBメモリーを初めて使うときは、必ずVR-6HDでフォーマットしてください。

アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムは、VR-6HD以外の製品には使えません。他の製品に使うと、データやシステムを破損する可能性があります。
  • アップデート中は、VR-6HDの電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムやVR-6HD本体が破損する恐れがあります。
  • システム・プログラムの入手ができない、またはアップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口にご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
  1. 画面下部にあるソフトウェア使用許諾契約を確認し、「同意する」にチェックを入れます。
  2. 「ダウンロード」ボタンをクリックして、システム・プログラム(vr6hd_sys_v212.zip)をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを解凍します。
    • Windows: ファイルを右クリックして「すべて展開」を選び、「展開」をクリックします。
    • Mac: ファイルをダブルクリックして解凍します。
      「vr6hd_sys_v212」フォルダーが表示されます。
  4. VR-6HDでフォーマットしたUSBメモリーを、パソコンに接続します。
  5. 「vr6hd_sys_v212」フォルダーを開き、「VR-6HD.PRG」をUSBメモリーのドライブを開いてすぐの階層(USBメモリーのルートディレクトリ)にコピーします。
    ※「VR-6HD.PRG」の名前は変更しないでください。

アップデート手順
  1. VR-6HDのUSB HOST端子に、USBメモリーを接続します。
  2. PinP & KEY 1[PVW]ボタン、[MONITOR]ボタン、PANEL[SETUP]ボタンを押しながら、電源を入れます。
    ※ 3つのボタンのLEDが点灯するまで、ボタンは押したままにしてください。
  3. ディスプレイに「SYSTEM UPDATE PRESS [ENTER] 」と表示されたら、[VALUE]つまみを押します。
    アップデートが開始されます。
    ※ アップデートには2分程度かかります。
    ※ アップデート中は、VR-6HDの電源を絶対に切らないでください。
  4. ディスプレイに「UPDATE COMPLETED PLEASE RESTART」と表示されたら、[POWER]スイッチを押して電源を切ります。
  5. USB HOST端子からUSBメモリーを抜きます。
  6. 電源を入れて、最新バージョンにアップデートされていることを確認します。