VR-4HD システム・プログラム (Ver.2.110)
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VR-4HD RCS は最新版をお使いください
あらかじめ、お使いの VR-4HD RCS が最新版であることをお確かめください。
- VR-4HD RCS for Windows
- VR-4HD RCS for macOS
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、VR-4HD のシステム・プログラムのバージョンをチェックしてください。~
- [ SYSTEM SETUP ] ボタンを押します。
セットアップ画面が表示されます。
- [ VALUE ] つまみを回して「 SYSTEM 」を選択後、[ VALUE ] つまみを押します。
SYSTEM パラメーターが表示されます。
- [ VALUE ] つまみを回して「 VERSION 」を表示させます。
「 VERSION 」欄に現在のバージョンが表示されます。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
※モニターにタッチしてバージョンを確認することもできます。
※ VR-4HD RCS を利用してバージョンを確認することもできます。
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更新内容
[ Ver.2.110 ] 2021/08
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
- Ver.2.100 でオーディオ・フォロー機能が動かない
[ Ver.2.100 ] 2021/08
機能追加
- USB FROM PC に LOOP-BACK SW を追加し、MAIN バスへ USB FROM PC の音を送らない設定ができるようになりました。
- 本体 LCD のスケーリングタイプが選べるようになりました。
不具合修正
- エコーキャンセルでチャンネル毎に効果が変わることがある不具合を修正しました。
- 軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.2.000 ] 2019/08
機能追加
- PinP の子画面の形状 ( SHAPE, ASPECT ) を変更できる機能を追加しました。
- PinP の「子画面の切り抜き」と「子画面内の映像位置調整」を行う機能を追加しました。
- SPLIT CENTER 区切り位置を自由に調整できる機能を追加しました。
- VIDEO FOLLOWS AUDIO 機能を追加しました。
マイク入力の音量によって、映像のチャンネルを自動的に切り替えることができます。
- BEAT SYNC SWITCHING 機能を追加しました。
入力した音楽のビートに合わせて、映像のチャンネルを自動的に切り替えることができます。
- オート・スキャンの表示順序をランダムにできる機能を追加しました。
- AUTO SCAN TIME をチャンネルごとに設定できる機能を追加しました。
- パネルロック機能に、操作子ごとにロック設定ができる機能を追加しました。
- USER ボタンに割り当てられる機能に「 INPUT CAPTURE 」を追加しました。
機能改善
- HDMI 出力信号にオーディオの CH 情報を明示的に記述するようにしました。
不具合修正
- クロマ・キー使用時、KEY LEVELを「 0 」に設定しても僅かに背景の映像が透ける不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.530 ] 2018/09
不具合修正
- 入力が 1080p または 1080i、かつ出力が 1080i の際、VIDEO OUT ( HDMI OUT,RGB/COMPONENT ) の映像の上下に黒いラインが入ることがある不具合を修正しました。
※ [VIDEO OUT] - [SCALING TYPE] を「 DOT BY DOT 」に設定してください。
- VR-4HD RCS からの設定をリストアした際に、カレントメモリやシステムの設定が保存されない不具合を修正しました。
[ Ver.1.510 ] 2017/08
不具合修正
- 一部のレコーダーとの接続において、メイン出力が安定しないことがある不具合を修正しました。
- インターレース入力/インタレース出力の際、マルチビュー出力のフィールドが反転することがある不具合を修正しました。
機能改善
- インターレース入力/インタレース出力の際、システム・フォーマットを「 1080i 」(インターレース) に設定を促すポップアップ・メッセージを表示するようにしました。
※入出力共にインターレース信号で利用する場合、システム・フォーマットが「 1080p または 720p 」(プログレッシブ) に設定されていると、出力画質が悪くなります。
[ Ver.1.500 ] 2017/03
機能追加
- VR-4HD RCS を用いた PC からの静止画転送機能を追加しました。
- CH4 の入力映像をキャプチャーして、静止画として取り込む機能を追加しました。
- 転送およびキャプチャーにより取り込んだ静止画を、OUPUT FADE ボタンに登録して出力する機能を追加しました。
- PinP SIZE に「 1/3 」の大きさを追加しました。
不具合修正
- 1080i の映像を入力した際に、映像がぶれることがある不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.100 ] 2016/12
機能追加
- VR-4HD RCS を使ったリモート・コントロール機能に対応しました。
- USB MIDI を使ったリモート・コントロール機能に対応しました。
不具合修正
- OUTPUT FADE BLACK LEVEL, OUTPUT FADE WHITE LEVEL の値を変更したとき、フェード・レベルが変わる不具合を修正しました。
- OUTPUT FADE をオンにした状態で FACTORY RESET しても OUTPUT FADE ボタンが消灯しない不具合を修正しました。
- FACTORY RESET を行うと、Tally 枠が 2 つ表示されることがある不具合を修正しました。
- システムフォーマット変更、フレームレート変更時、まれに映像取り込みができなくなる不具合を修正しました。
- RS-232 の一部コマンド ( QPI, QDK, QPG, QUB ) が正しく動作しない不具合を修正しました。
- RS-232 で DSK コマンドを受信したとき、本体モニターの KEY 表示が更新されない不具合を修正しました。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
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アップデートに必要なもの
VR-4HD のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
- VR-4HD 本体
- VR-4HD RCS が動作するコンピューター
- USB ケーブル
- VR-4HD RCS for Windows もしくは VR-4HD RCS for macOS
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、VR-4HD 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
vr4hd_sys_v2110.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、「 vr4hd_sys_v2110 」フォルダが現われます。
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アップデート手順
詳しくは、[
取扱説明書 ] の「 VR-4HD RCS 取扱説明書」をご覧ください。
【ご注意】
- 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
- アップデート中は VR-4HD の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや VR-4HD 本体が破損する恐れがあります。
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを VR-4HD へインストールしてください。
- VR-4HD RCS を、Windows PC または Mac にインストールします。
- VR-4HD と Windows PC または Mac を USB ケーブルで接続します。
- [ SYSTEM SETUP ] ボタンと [ OUTPUT ] ボタンを押しながら、VR-4HD の電源を入れます。
- VR-4HD RCS を起動します。
- VR-4HD RCS の左上にある [ UPDATE ] ボタンをクリックします。
- [ Open Bin File ] ボタンをクリックして、vr4hd_sys_v2110 フォルダ内にある vr4hd_ver2110.bin を選択します。
- [ Start Update ] ボタンをクリックします。
※アップデートには、Windows の場合は 4 分程度、macOS の場合は 6 分程度を要します。
- "Update Completed" と表示されたらアップデート完了です。
- VR-4HD RCS を終了します。
- [ POWER ] ボタンで電源を入れ直してください。