VC-100UHD System Program ( Ver.1.34 )
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、VC-100UHD のバージョンをチェックしてください。~
- [ STEPUP ] ボタンを押して、ボタンを緑点灯させます。
- Root メニュー「System」->「Information」を選択します。
ディスプレイに表示されたバージョンを確認してください。
今回のアップデートを実行すると、次のバージョンになります。お使いのバージョンが古い場合には、アップデートを行ってください。
Version : 1.34
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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更新内容
[ Ver.1.34 ] 2024/08
機能追加
- SDI入力の1080/25PsF、29.97PsF、30PsF入力に対応しました。
- IP変換形式(AUTO、Motion Adaptive、Field Merge、Line Doubling)の選択が可能になりました。
- 4K/50p、60p(YUV420)のEDIDを追加しました。
不具合修正
- バッテリー駆動のノートPCとUSB接続時、UVCが定期的に切れてしまう不具合を修正しました。
- SDI入力が瞬断に対応しました。
- HDMI入力の切断検出を改善しました。
[ Ver.1.33 ] 2023/03
不具合修正
- インターレース出力時、外部同期入力のフィールド信号にロック出来ないことがある不具合を修正しました。
[ Ver.1.31 ] 2022/02
機能追加
※ 機能追加によりアップデート後、メモリは初期化されます。設定などは別途メモなどで控えておいてください。
- HDMI RGB/YCbCr 444 10bit 入出力対応しました。高画質ロスレスプロセッシングを実現しました。
- 720p、1440p144Hz など、対応フォーマットを追加しました。
- 周囲環境に応じた自動 FAN 制御機能を追加しました。
- オーディオ C/LFE チャンネルの入れ替えに対応しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
- 特定の機器で 3G-SDI 入力のオーディオにノイズが発生することがある。
- 12G-SDI 入力の接続性を向上。
機能追加に伴い、メニュー項目を以下の通り修正しました。
- FAN コントロール
Root Menu -> System -> Fan -> Auto Control
Disabled: ファン制御を行いません。
Enabled: 周囲温度を検出して最適な風量に自動制御します。
- オーディオ C/LFE チャンネルの入れ替え
Root Menu -> Channel [1-8] -> [Main Processing / Sub Processing / USB Streaming] -> Audio Channel [1/2 - 15/16] -> Assign
選択肢「HDMI 4/3」,「SDI 4/3」が追加されます。
Audio Channel 3/4 の項目で「HDMI 4/3」もしくは「SDI 4/3」選択することで、C/LFE チャンネルを入れ替えることができます。
- HDMI 出力カラースペース追加
Root Menu -> Output -> HDMI -> Color Space
YUV420/8~12, YUV422/12, YUV444/8~12, RGB Full/8~12, RGB Limit/8~12, Auto
が選択できます。内部処理は 10 ビットのため、12 ビットを選択しても有効ビットは 10 ビットとなります。
[ Ver.1.21 ] 2021/06
不具合修正
- 6G/12G-SDI出力時、特定の機器と接続できない問題を修正しました。
[ Ver.1.20 ] 2021/05
機能追加
- USB テンキーによるリモート・コントロールに対応。
- テスト・パターン・スクロール機能を追加。
- パネル・ロック中に入出力ステータスを確認する機能を追加。
- EDID の追加とHDR 入力に対応。
- 180 度/ 270 度ローテートに対応。
- HDMI YCbCr4:2:2 10 ビット出力に対応。
※ 詳しくは、[
取扱説明書 ] の「 VC-100UHD 追加機能のお知らせ(Ver.1.2)」をご覧ください。
※ 機能追加によりアップデート後、メモリは初期化されます。設定などは別途メモなどで控えておいてください。
不具合修正
- Copy Settings機能の動作不具合の修正。
- 音声レベル・メーターの「0dB」(オーバー)表示が出ない不具合の修正。
- HDMI 4K YCbCr4:2:0入力ができない不具合の修正。
- HDMI 4K YCbCr4:2:2 10ビット入力の映像処理不具合の修正。
[ Ver.1.11 ] 2021/02
機能追加
- PS5 High Frame Rate プレイ (1080/120 Hz) に最適化した「EDID (Game Console(120 Hz))」を追加しました。
機能改善
- USB ビデオ・ストリーミング時の安定性を改善しました。
[ Ver.1.10 ] 2020/12
詳しくは、[
取扱説明書 ] の「 VC-100UHD追加機能のお知らせ (Ver.1.10) 」をご覧ください。
仕様変更
- パソコンから VC-100UHD をリモート・コントロールする際、セキュリティー保護のために「パスワード設定」を設けました。
※ VC-100UHD Ver.1.10 以降でリモート・コントロールを行う場合は、あらかじめ「パスワード設定」を行ってください。
※パスワードを設定するまで、VC-100UHD をリモート・コントロールすることはできません。
機能追加
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アップデートに必要なもの
- VC-100UHD 本体
- USB メモリー (あらかじめ VC-100UHD でフォーマットされたもの)
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、VC-100UHD 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート中は VC-100UHD の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや VC-100UHD 本体が破損する恐れがあります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
vc100uhd_sys_v134.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードを行ったファイルは zip 形式のアーカイブ・ファイルとなっていますので、ダブルクリックして解凍してください。
解凍が終了すると、インストールに必要なデータを納めた vc100uhd_sys_v134 フォルダが現れ、その中にファイル VC100UHD.PRG が納められています。
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アップデート
●アップデート用 USB メモリーの作成
システム・アップデート用のファイル VC100UHD.PRG を USB メモリーのルートディレクトリ (開いてすぐの階層) にコピーしてください。
●アップデート方法
【システム・アップデート】
- VC-100UHD の電源を切ります。
- USB メモリーを VC-100UHD の USB HOST 端子に挿してください。
- [ SETUP ] ボタンを押しながら電源を入れます。
※ボタンは、ディスプレイに“SYSTEM UPDATE”と表示されるまで押し続けてください。
- [ PAGE/CURSOR ] ボタンを押すと、アップデートが開始されます。
- モニターに“Update Completed.”と表示されたらアップデートは完了です。
※ごくまれに、「Update Failed」と表示されることがあります。表示された場合は、電源を切ってアップデート「手順3」から再度アップデートを行ってください。
- USB メモリーを VC-100UHD から抜きます。
- [ PAGE/CURSOR ] ボタンを押して、VC-100UHD を再起動します。