V-1SDI System Program (Ver.1.610)


最新版のV-1SDI RCSをインストールする
V-1SDIのアップデートには、V-1SDI RCSが必要です。最新版のV-1SDI RCSをお使いください。
  • V-1SDI RCS for Windows
  • V-1SDI RCS for macOS

バージョンの確認方法
ダウンロードをする前に、V-1SDIのシステム・プログラムのバージョンを確認してください。
  1. お使いのパソコンに、V-1SDI RCSをインストールします。
    ※ V-1SDI RCSのインストール方法と起動方法について、詳しくは「V-1SDI RCS 取扱説明書 Ver.1.5以降」をご覧ください。
  2. V-1SDI本体のUSB端子とパソコンのUSB 2.0端子をUSBケーブルで接続します。
  3. V-1SDI本体の電源を入れます。
  4. V-1SDI RCSを起動します。
  5. V-1SDI RCSの[V-1SDI]ボタンをクリックして、オンラインにします。
  6. V-1SDI RCSの[Pref]ボタンをクリックします。
  7. PREFERENCEダイアログが表示されたら、現在のバージョンを確認します。
    ※ 最新バージョンになっている場合、アップデートの必要はありません。
    ※ MULTI-VIEW端子にモニターを接続している場合は、V-1SDI本体の[SETUP]ボタン長押し(2秒以上) → SETUPメニューのSYSTEM(16/16)「VERSION」で、現在のバージョンを確認することもできます。

変更内容
[ Ver.1.610 ] 2025/03
仕様変更
  • 「 AUTO OFF 」の初期値を「 OFF 」に変更しました。
Ver.1.600]2024/11
仕様変更
  • オート・オフ機能がオンの場合の時間を20分に変更しました。
Ver.1.590]2023/02
不具合修正
  • 長時間RS-232で通信し続けると、本体がハングアップすることがある不具合を修正しました。
Ver.1.580]2020/03
機能改善
  • MULTI-VIEW端子に接続したモニターに表示するオーディオ・レベル・メーターを改善しました。
    オーディオ・レベルを詳細に表示するようにしました。
不具合修正
  • 合成エフェクトで抜け具合を最小にしても、わずかに映像が抜ける不具合を修正しました。
  • 画像の切り替えに「MIX」を選択してNAM効果で切り替えると、映像が一瞬ちらつくことがある不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.570]2018/06
不具合修正
  • 一部のプレーヤーをHDMI IN 4に接続すると、入力映像の色が正しく表示されない不具合を修正しました。
Ver.1.560]2018/02
機能追加
  • RS-232コマンドに、FREEZE SWの操作コマンドを追加しました。
不具合修正
  • [OUTPUT FADE]つまみを中央の位置にしても、インジケーターが点滅することがある不具合を修正しました。
Ver.1.540]2017/08
不具合修正
  • SDI出力からまれに音声が出力されない不具合を再修正しました。
  • インターレース入力かつインターレース出力のとき、まれにMULTI-VIEW画面が正常に表示されなくなる不具合を修正しました。
  • HDMI INPUT4の挿抜やサイズ調整時、色がずれる不具合を修正しました。
機能改善
  • RS-232 PANEL STATUSの設定が保存されるようにしました。
Ver.1.530]2017/06
不具合修正
  • SDI出力からまれに音声が出力されない不具合を修正しました。
  • パソコンなどからHDMI入力したときに、色が若干異なる不具合を修正しました。
  • 一部機器との接続において、認識されない不具合を修正しました。
Ver.1.520]2017/05
  • 内部処理を改善しました。
    ※ 製品仕様に影響する変更はありません。
Ver.1.510]2017/03
不具合修正
  • 出力フォーマットが720pのとき、PinPの子画面の映像がちらつく不具合を修正しました。
Ver.1.500]2017/03
機能追加
  • V-1SDI RCSを用いた静止画転送機能を追加しました。
  • HDMI 4の入力映像をキャプチャして静止画として取り込む機能を追加しました。
  • PinPの設定値に「PinP 1/3」を追加しました。
機能改善
  • [MEMORY]ボタンを押して、選択中のメモリーを再読み込みできるようにしました。
  • CUTモードの場合、PinPの子画面がCUTで表示/非表示されるようにしました。
  • RS-232コマンドで大文字と小文字を区別しないようにしました。
  • RS-232コマンド使用中に、STXがない場合にエラーを返すようにしました。
不具合修正
  • 一部の機器との接続ができない不具合を修正しました。
  • V-1SDI本体で操作中にV-1SDI RCSでメモリーを変更すると、V-1SDI本体がフリーズすることがある不具合を修正しました。
  • SDI PVW端子から出力する音声にノイズがのることがある不具合を修正しました。
  • FREEZE ONの状態で入力ケーブルを抜くと、FREEZEを解除しても映像が残る不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.210]2016/12
不具合修正
  • 1080iの映像を入力したときに、映像がぶれることがある不具合を修正しました。
  • 出力フォーマットが720pのとき、保存したPinPの子画面の位置やSPLITの切り出し位置がずれる不具合を修正しました。
  • その他、軽微な不具合を修正しました。
Ver.1.200]2016/10
不具合修正
  • PinP 1/4、PinP 1/2、SPLIT VC、SPLIT HCの映像合成をオンにしたときに、V-1SDI RCS上でCONTROL 1, 2の値が更新されない不具合を修正しました。
  • V-1SDI RCS(USB MIDI)でオーディオ・フォローを変更したときに、マルチビュー画面内のオーディオ・メーターの表示が更新されない不具合を修正しました。
  • SDI PGMから音声が出力されないことがある不具合を修正しました。
Ver.1.100]2016/10
機能追加
  • V-1SDI RCS(USB MIDI)を使ったリモート・コントロール機能に対応しました。
機能改善
  • [PinP]ボタンまたは[SPLIT]ボタンが点灯中にそのボタンの設定をPinP合成に変更したときに、PGM映像に子画面が表示されるよう変更しました。
  • 非対応フォーマットの映像を入力した際、INPUT STATUS画面の表示を変更しました。
不具合修正
  • SDI出力でAudio/Videoの同期が規格値を超えることがある不具合を修正しました。
  • ルミナンス・キーでのKEY GAIN(ぼかし)の効果が正常に動作しない不具合を修正しました。
  • ファクトリー・リセット実行後の初期値に誤りがある不具合を修正しました。
  • MEMORY PANEL LOADが「ON」のときに、OUTPUT FADEで音声フェードをかけたメモリーを読み込むと、音声フェードがかからない不具合を修正しました。
  • FREEZE MODEが「ALL」のときに、[FREEZE]ボタンで映像を静止させると、チャンネルごとに静止するタイミングが異なる不具合を修正しました。
  • メニュー表示中に[WIPE]ボタン長押しでメニュー項目を初期値に戻しても、初期値に戻らない項目がある不具合を修正しました。
  • メニュー表示中にSPLITやQUADの合成を有効にすると、[MIX]/[CUT]ボタンのインジケーターが消灯する不具合を修正しました。
  • RS-232の一部コマンドが正常に動作していない不具合を修正しました。

アップデートに必要なもの
V-1SDIをアップデートするには、以下が必要です。
  • V-1SDI 本体
  • V-1SDI RCS が動作するコンピューター
    あらかじめ、コンピューターに V-1SDI RCS をインストールしてください。
  • USB ケーブル
  • HDMI 端子を備えたビデオ・モニター
  • HDMI ケーブル

アップデート作業における注意点
  • このシステム・プログラムは、V-1SDI以外の製品には使えません。他の製品に使うと、データやシステムを破損する可能性があります。
  • アップデート中はV-1SDIの電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムやV-1SDI本体が破損する恐れがあります。
  • システム・プログラムの入手ができない、またはアップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
  1. 画面下部にあるソフトウェア使用許諾契約を確認し、「同意する」にチェックを入れます。
  2. 「ダウンロード」ボタンをクリックして、システム・プログラム(v1sdi_sys_v1610.zip)をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを解凍します。
    • Windows: ファイルを右クリックして「すべて展開」を選び、「展開」をクリックします。
    • Mac: ファイルをダブルクリックして解凍します。
      「v1sdi_sys_v1610」フォルダーが表示されます。
      ※ 解凍したフォルダーやファイルの名前は変更しないでください。

アップデート手順
【注意】
アップデート中はV-1SDIの電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムやV-1SDI本体が破損する恐れがあります。
  1. V-1SDI本体とパソコンをUSBケーブルで接続します。
  2. V-1SDI本体の[AUDIO]ボタンを押しながら[POWER]ボタンを押して、V-1SDI本体を起動します。
    V-1SDI本体がアップデート・モード([AUDIO]ボタンが赤色に点灯した状態)で起動します。
  3. V-1SDI RCSを起動して、[Pref]ボタンをクリックします。
    ※ オンラインにしなくても、V-1SDI本体とパソコンが接続されていればアップデートできます。
  4. PREFERENCEダイアログが表示されたら、[System Update]ボタンをクリックします。
  5. SYSTEM UPDATEダイアログが表示されたら、上段の欄に「Update Mode」と表示されていることを確認します。
    ※ 上段の欄に「---」と表示されている場合は、USBケーブルをいったん抜いて挿し直してください。
  6. [Open Bin File]ボタンをクリックして、Update Bin Fileダイアログを開き、プログラム・ファイル(V-1SDI_ver1610.bin)を指定します。
    中段にアップデート・ファイルのバージョン情報が表示されます。
  7. [Start Update]ボタンをクリックします。
    アップデートが始まります。
    ※ アップデートには、Windowsでは4分程度、macOSでは6分程度かかります。
    アップデートが完了すると「Update Completed.」と表示されます。
  8. V-1SDI本体の電源を入れ直して、バージョンを確認します。
「Ver.1.000」からアップデートした場合は、バージョンアップ後にファクトリー・リセットを実行してください。
※ アップデート前のバージョンがVer.1.100以上のV-1SDIは、ファクトリー・リセットは不要です。
※ ファクトリー・リセットを実行すると、それまでに設定した内容やメモリーに保存された設定は、すべて失われます。
  1. MULTI-VIEW端子にモニターを接続します。
  2. [SETUP]ボタンを長押し(2秒以上)して、SETUPメニューを表示させます。
  3. 「FACTORY RESET」(16/16)を選びます。
  4. A/BフェーダーをAバス側に倒します。
  5. 「PRESS "UP"」と表示されているのを確認し、[DSK]ボタンを押します。
    ファクトリー・リセットが実行されます。
  6. [SETUP]または[AUDIO]ボタンを押して、メニューを閉じます。