SR-20HD System Program ( Ver.2.11 )
【現在、Ver.1.20 未満でお使いの場合】
最新バージョンへアップデートすると、Safety Imageが工場出荷状態に戻ります。
Safety Imageを変更されている場合は、再度インポートしてください。
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バージョンの確認方法
~ダウンロードする前に、SR-20HDのシステム・プログラムのバージョンをチェックしてください。~
- SR-20HDの電源を入れます。
- [MENU]ボタンを押します。
- [VALUE/CURSOR]つまみを回して「System」を選び、[VALUE/CURSOR]つまみを押します。
- [VALUE/CURSOR]つまみを回して画面をスクロールさせ「Version」を表示させます。
表示されたシステム・プログラムのバージョンを確認します。
※ 最新バージョンが表示された場合は、アップデートの必要はありません。
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更新内容
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Ver.2.11] 2025/07
機能改善
- Stream&Record、SRT Out、SRT Inの設定用Webアプリで使用しているサーバーの更新に対応しました。
2025年8月以降もWebアプリをお使いいただくには、Ver.2.11以上へのアップデートが必要です。
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Ver.2.10] 2025/02
機能追加
- SDカードのアクセス方法を切り替える機能を追加しました。
SR-20HDがSDカードを認識しないときは、[MENU]ボタン → SD Card/USB Memory → SD Card Access Typeの値を切り替えてください。SDカードが認識できるようになる可能性があります。
※ 設定は起動時に反映されます。SR-20HDを再起動してください。
機能改善
- 配信・録画機能での音声処理を最適化し、安定性を改善しました。
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Ver.2.00] 2024/09
機能追加
- SRTプロトコルでの映像入出力に対応しました。
[MENU]ボタン → Video Input → STILL 1/SRT In → SRT Inを「Enable」に切り替えると、SRTプロトコルで受信した映像をSR-20HDに入力することができます。
[MENU]ボタン → Stream → SRT Outを「Enable」に切り替えると、SR-20HDからSRTプロトコルで映像を送信することができます。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
- 配信/録画映像の画質が数秒の間隔で一瞬変化することがある。
- 映像ファイルによって、Video Playerでの映像再生が滑らかでないことがある。
仕様変更
- オート・オフ機能がオンの場合の時間を20分に変更しました。
※ 仕様や操作の詳細は、[取扱説明書] をご覧ください。
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Ver.1.31] 2023/12
機能改善
- SDカードへのアクセスにおける安定性を改善しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
- 配信または録画した映像の音声が、稀に繰り返したように乱れることがある。
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Ver.1.30] 2023/09
機能改善
- 配信/録画時のエンコーダの挙動を設定できるよう変更しました。
スポーツやゲームなど動きの多い映像を扱う場合、Encode Mode を「Motion 」に設定することで、より滑らかな映像で配信 録画することができます。
- オーディオ入力をモノラル化できる機能をLINE IN とHDMI IN に追加しました。
モノラルへの変換方法を「L Only」「R Only」「LR Mix」から選択できます。
- より詳細な設定が行えるように、Video Bitrate の単位を1,000 kbps から100 kbps に変更しました。
- 配信時や録画時の安定性を向上しました。
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Ver.1.20] 2023/05
機能改善
- ライブ配信と録画のエンコード画質の向上の為、キーフレーム・インターバルを修正しました。
また、エンコードのプロファイルを設定できるようにしました。
- 動画のプレビュー再生時に前後にスキップできるようにしました。
- インポートした動画の、再生開始/終了ポイントを設定できるようにしました。
- SDカードに録画した動画を、そのままインポートできるようにしました。
- オーディオのAuto MixingにWeightパラメタを追加しました。
- 録画したMP4ファイルの互換性を向上させました。
- 「Save Still」機能で保存される静止画のカラースペースを修正しました。
- USBオーディオのレイテンシを改善しました。
- 配信時の映像と音声の同期を改善しました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
- STILL 1のTYPEの切り替え時や、静止画、動画の切り替え時に、STILL 1の映像信号にノイズが乗る場合がある。
- インポートした動画のビットレートが正しく表示されない。
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Ver.1.10] 2022/11
機能追加
- USB VIDEO IN機能を追加しました。
- MENU → System → USB VIDEO IN Modeで、USBビデオ(Video Only)またはUSBオーディオ(Audio Only)が選べます。
- 以下のローランド製品のUSB STREAM出力に対応しています。
VR-4HD、UVC-01
- ビデオ・プレイヤー機能を追加しました。
機能改善
- ライブ配信のURLとStream Keyの最長文字数が増えました。
- URL: 128文字 → 512文字
- Stream Key: 128文字 → 256文字
- MENU → Stream →「STAND BY setting」「ON AIR setting」に、Video Playerの設定を追加しました。
- セーフティー・ディレイ機能で「静止画への切り替え」と「音声のミュート」を解除するときに、配信ディレイ・タイム経過中はVIDEO FUNCTIONボタンが点滅するようになりました。
不具合修正
以下の不具合を修正しました。
- キー合成のクロマキーのゲイン・パラメターが正しく動作しない。
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アップデートに必要なもの
- SR-20HD本体
- ACアダプター(SR-20HDに付属)
- USB2.0またはUSB3.0規格を満たしたUSB端子を備えたパソコン(WindowsまたはMac)
- USBメモリー(別売)
※ パソコンでFAT32ファイル・システム(Macは「MS-DOS (FAT)」)にフォーマットしてください。
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アップデート作業の注意点
- このシステム・プログラムはSR-20HD専用です。他の製品には使用しないでください。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境がなかったりするお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。サポート窓口からご相談ください。
- アップデート作業は、お客様の自己責任において実行してください。このシステム・プログラムに関するアップデート手順などのお問い合わせにはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
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ダウンロードと圧縮ファイルの展開
- 画面下部にあるソフトウェア使用許諾契約を確認し、「同意する」にチェックを入れます。
- 「ダウンロード」ボタンをクリックして、sr20hd_sys_v211.zip をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを解凍します。
- Windows: ファイルを右クリックして「すべて展開」を選び、「展開」をクリックします。
- macOS: ファイルをダブルクリックして解凍します。
展開されたフォルダーの中の SR20HD_UPDATE.BIN がシステム・プログラムです。
- システム・プログラムをUSBメモリーのドライブを開いてすぐの階層(USBメモリーのルートディレクトリ)にコピーします。
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アップデート手順
【ご注意】
- システム・プログラムのファイル名は変更しないでください。
- アップデート中は製品の電源を絶対に切らないでください。故障の原因となります(故障した場合、有償の修理が必要になる場合があります)。
下記の手順に従って、システム・プログラムをアップデートしてください。
- SR-20HDの電源を切ります。
- 「SR20HD_UPDATE.BIN」をコピーしたUSBメモリーを、USB CONTROL端子に接続します。
- AUDIO FUNCTION [4]、[5]ボタンを押しながら、電源を入れます。
※ ディスプレイに「UPDATE」と表示されるまで、AUDIO FUNCTION [4]、[5]ボタンは押したままにしてください。
ディスプレイに現在のバージョンと USB メモリーにコピーしたシステム・プログラムのバージョンが表示され、[MENU]ボタンが点滅します。
- [MENU]ボタンを押します。
アップデートが始まり、INPUT [HDMI IN 1]~[STILL 2]ボタンが、順に点灯します。
- ディスプレイに「Update completed.」と表示されたら、[POWER]ボタンを押して電源を切ります。
- USB CONTROL端子からUSBメモリーを抜きます。
- 電源を入れて、最新バージョンにアップデートされていることを確認します。