R-1000 システム・プログラム(Ver.1.103)


<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
<お知らせ>
弊社製品と Windows Vista を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2017.04.03 )
 
※アップデートを行う際は、あらかじめ REMOVABLE STORAGE ベイにリムーバブル・ストレージを入れておいてください。
 
バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、R-1000 のシステム・ファームウェアのバージョンをチェックしてください。~
  1. [ MENU ] ボタンを押して、 MENU 画面を呼び出します。
  2. ディスプレイの [ SYSTEM ] にタッチして、SYSTEM 画面を呼び出します。
  3. ディスプレイの [ VERSION ] にタッチして、VERSION 画面を呼び出します。
    ディスプレイに、現在のバージョンを表示します。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。

変更内容
[ Ver.1.103 ]
[機能改善]
  • SMPTE(LTC) 受信で再生する場合に、タイムコードの品質が多少悪くてもすぐに再生停止しないように改善しました。
[不具合修正]
  • サンプリング周波数 96 kHzで SMPTE(LTC) または MIDI(MTC) 受信で録音した場合、録音開始時刻によっては作成される BWF ファイルの Time Reference 値が正しい録音開始時刻にならないことがある不具合を修正しました。
  • インポート作業を繰り返すと、プロジェクトのソング名が変わってしまうことがある不具合を修正しました。
[ Ver.1.102 ]
[機能追加]
  • 詳しくは、「 R-1000 Ver.1.102 で追加された機能」( R-1000_v1102Added_j01_W.pdf )をご覧ください。

  • ソングの終わりまで再生したら、自動的に次のソングを呼び出した状態で停止する「プレイ・スタンバイ・モード」を追加しました。
  • インポート時に、BWF ファイルのタイムコードを無視する/しないを選択できるようになりました。
[機能改善]
  • ストレージのフォーマット処理時間を短縮しました。
[不具合修正]
  • R-1000 の REAC ポート C/D に複数台接続した M-48 が REAC ポート A/B に接続した V-Mixer で認識しなくなることがある不具合を修正しました。
  • マーカー・ストップ時、マーカー位置より後ろの音が一瞬再生される不具合を修正しました。
  • 特定の長さの WAV ファイルをインポートできない不具合を修正しました。
[ Ver.1.101 ]
[機能追加]
  • パネル操作のロック時でも、フロント・パネルの [ STANDBY ] ボタンをロック対象から除外する機能を追加しました。
    詳しくは、「 R-1000 Ver.1.101 で追加された機能」( R-1000_ADD1101_j01.pdf )をご覧ください。
  • RS-232C コマンドに下記を追加しました。
    - パネル操作のロック設定
    - スタンバイ・モードへの移行
    詳しくは、「 R-1000 RS-232C リファレンス」( R-1000_RS232C_j03.pdf )をご覧ください。
  • V-Mixer と S-4000M との間に R-1000 を接続した際の、V-Mixer から S-4000M のコントロールに対応しました。
    ※V-Mixer は、下記のバージョン以降である必要があります。
    • M-300 Ver.1.110
    • M-380 Ver.1.310
    • M-400 Ver.2.310
    • M-480 Ver.1.501
[機能改善]
  • ソング選択時、再生に必要な WAVE ファイルがすべて揃ってなくても、現在ある WAVE ファイルだけでソング再生できるようにしました。
[不具合修正]
  • 録音中、ごくまれに「 Media is busy. 」「 INSERT REMOVABLE STORAGE 」表示になり録音が停止する不具合を修正しました。
  • EXTERNAL STORAGE 端子に接続した 1 TB(テラバイト)のハードディスクがフォーマットできない不具合を修正しました。
[ Ver.1.100 ]
[機能追加]
  • 複数プロジェクト/ソングのインポートに対応しました。
  • ソングのコピー機能を追加しました。
  • ソングの再生順序を変更できるようにしました。
  • ソングの再生開始時刻を変更できるようにしました。
  • 次のマーカーで自動停止するマーカー・ストップ機能を追加しました。
  • モニターへ送る音声信号の左右の定位を調整できるようにしました。
  • RS-232C 制御に、ソング・ロード制御、トラック・ステータス制御、プリアンプ制御を追加しました。

詳しくは、「 R-1000 追加された機能 Ver.1.1」( R-1000_V11Added_j01.pdf )、「 R-1000 RS-232Cリファレンス」( R-1000_RS232C_j02.pdf )をご覧ください。

[機能改善]
  • ディスク・アクセスのパフォーマンスを改善しました。
  • 出力パッチベイ変更の処理時間を短縮しました。
  • [REW][FF]操作によるソング選択時、「Processing...」と表示するようにしました。
  • USB メモリーのアクセス方法を改善して、互換性を向上させました。
  • [MENU]ボタンで表示される MENU 画面に、HOME 画面に抜ける「(<)」(PREV)」ボタン追加しました。
  • REAC SETUP 画面に REAC モードの記述を追加しました。
[不具合修正]
  • REAC C に M-48 を接続したとき、M-48 の接続が確立しない不具合を修正しました。
  • REAC C/D に M-48 を接続すると、モニター音にノイズがのる不具合を修正しました。
  • WAV ファイルによっては、インポートできないことがある不具合を修正しました。
  • 同じ HUB から R-1000 と SONAR レコーディングを同時に利用したとき、R-1000 でノイズがのる不具合を修正しました。
[ Ver.1.005 ]
[機能追加]
  • 別売オプションのリムーバブル・ストレージ F1-SSD64 に対応しました。
[機能改善]
  • 録音中にできる操作の「録音データを手動で分割する」を行った際、それまで録音したデータを WAV ファイルとしてリムーバブル・ストレージに保存するようにしました。
    これにより、万が一録音が正しく終了できなかった場合でも、分割したファイルは WAV ファイルとして抽出できるようになり、リムーバブル・ストレージにインポートすることでプロジェクトとして復活させることができます。
    また、録音終了時の処理時間が短縮されます。
 
アップデートに必要なもの
R-1000 をアップデートするために、下記の機器が必要になります。
  • R-1000 本体
  • USB メモリーにアップデート・プログラムを書き込めるコンピューター
  • USB メモリー(アップデート・プログラムをコピーできるだけの空き容量が必要)
 
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
r1000_sys_v1103.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは zip形式のアーカイブのファイルになっていますので、ダウンロード後ダブルクリックして解凍してください。解凍が終了すると、R-1000.PRG というファイルの入った r1000_sys_v1103 フォルダが現われます。
 
アップデートにおける注意点
  • アップデート作業中に電源が切れるなどの事故が起こった場合は、本体が起動できなくなる場合があります。この場合、修理が必要となりますので、弊社サポート窓口までご相談ください。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問合せにはお答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いします。
 
アップデート方法
下記の手順にしたがって、解凍したシステムプログラム「 R-1000.PRG 」を R-1000 にインストールしてください。

※アップデートを実行している間は、R-1000 の電源を絶対に切らないでください。
本体システムが正常に立ち上がらなくなる可能性があります。
 
  1. 「 R-1000.PRG 」を、USB メモリーのルートディレクトリにコピーします。
  2. R-1000 本体を起動し、EXTERNAL STORAGE ポートに、USB メモリーを取り付けます。
  3. [ MENU ] ボタンを押して、 MENU 画面を呼び出します。
  4. ディスプレイの [ SYSTEM ] にタッチして、SYSTEM 画面を呼び出します。
  5. ディスプレイの [ VERSION ] にタッチして、VERSION 画面を呼び出します。
  6. ディスプレイの [ System Update ] にタッチします。
    アップデート操作を確認するため、「 Do you want to update? 」と確認メッセージが表示されます。
  7. ディスプレイの [ Update ] にタッチすると、アップデートが開始されます。
    アップデート中には処理中のメッセージが表示されます。
  8. 「 Update completed. Please reboot. 」と表示されたらアップデート終了です。
    R-1000 をスタンバイ・モードにした後、リアパネルの電源スイッチで R-1000 本体を起動しなおしてください。