PR-800HD システム・インストーラー/アップデート・プログラム ( Ver.1.6.9 )
PR-810HD でも、お使い頂けます。
PR-800HD システム・インストーラー/アップデート・プログラムは、PR-800HD をシステム復元する際や、最新バージョンにアップデートするために使用するプログラムです。PR-810HD でもお使い頂けます。
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、チェックしてください。~
- PR-800HD / PR-810HD を起動します。
- 自動的にソフトウェアが起動して、セレクター画面が表示されます。
セレクター画面に表示されるバージョンをご確認ください。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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変更内容
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Ver.1.6.9 ] 2020/03
[ 不具合修正 ]
- RS-232C コントロールでプレゼンターにコマンド送信後、ACK や PL 等の返答を待たずに次のコマンドを続けて送信した場合、プレゼンターからの返答が行われないことがある不具合を修正しました。
- mov ファイル・インポート時、輝度レンジの扱いが正しくないことがある不具合を修正しました。
[
Ver.1.6.8 ] 2019/09
[
Ver.1.6.7 ] 2019/07
[ 機能追加 ]
- プレイ・モードでのキーボード・ショートカットに以下の操作を追加しました。
Shift + Space:再生中のクリップを一時停止します。
[ 不具合修正 ]
- RS-232C からのコントロール時に、立て続けにコマンドを送るとクラッシュする場合があった不具合を修正しました。
[
Ver.1.6.6 ] 2018/07
[ 機能改善 ]
- Ref Clock Input に同期時、タイミング未調整時のクロックに対するずれが小さくなるよう再調整しました。
これによって、既にタイミング調整をされている場合は、再度調整が必要になります。
[ 不具合修正 ]
- Ref Clock Input に同期時、SDI のエンベデッド・オーディオがごくまれに出力されない不具合を修正しました。
- 静止画処理時、特定条件下においてピクセル縦横比が崩れる不具合を修正しました。
[
Ver.1.6.5 ] 2018/02
[ 不具合修正 ]
- ループ再生の継ぎ目で別のクリップを再生すると、トランジションがかからないことがある不具合を修正しました。
- 長時間素材(数時間)の取り込み(キャプチャー、インポート)ができない不具合を修正しました。
- 長時間再生時(数日間)に再生が停止してしまう不具合を修正しました。
[
Ver.1.6.4 ]
[ 機能改善 ]
- 新しいハードウェアに対応しました(製品仕様に変更はありません)。
[ 不具合修正 ]
- 特定条件下で映像/音声出力が乱れる可能性がある不具合を修正しました。
- 21 個以上のプロジェクトがある場合、プロジェクト・リストの 21 番目以降で右クリック・メニューが表示されない不具合を修正しました。
- 50 p 時の 3G SDI Level B 音声出力にノイズがのる不具合を修正しました。
[
Ver.1.6.2 ]
[ 不具合修正 ]
- 一部の RS-232C コマンド ( TR, TM ) を受信できない不具合を修正しました。
[
Ver.1.6.1 ]
[ 機能追加 ]
- 50p, 50i のプロジェクトを作成できるようになりました。
- フル HD ( 1920x1080 ) を超える解像度の素材をスケーリングやクロップで取り込むことができるようになりました。
- プレイモードのオーディオ・レベルメーターを 8 ch 表示に切り替えることができるようになりました。
- ビデオ画角以外の素材の圧縮取り込みが可能になりました。
- プレイモード、エディットモードでストレージの空き容量を常に確認できるようになりました。
- エディット・モードの素材リストでアイテムのサイズを変更できるようになりました。
[ 機能改善 ]
- エディット・モードのスライダーでパラメーターを調整する際、右クリックメニューで設定値を初期化できるようになりました。
- TC 入力時、入力された TC のフォーマットが設定値と合っていない場合、TC フォーマットの表示を点滅させるようにしました。
[ 不具合修正 ]
- 起動中に V-LINK メッセージを受けたとき、V-LINK ON になっていないのに [ VLINK ] 表示がされることがある不具合を修正しました。
- プレゼンターコントロールで master 側と slave 側の切り替え効果時間がずれる不具合を修正しました。
- Ver.1.5.3 において、プレゼンターコントロールの slave として動作したとき、停止コマンドを受けても停止しないことがある不具合を修正しました。
- パレットウインドウで右クリックメニューが表示されない不具合を修正しました。
- インポートダイアログで外部ドライブの [ 取り外し ] に失敗することがある不具合を修正しました。
- 自動再生の対象のクリップがない場合、停止ボタンを押しても再生中のクリップが停止しない不具合を修正しました。
[
Ver.1.5.3 ]
[ 機能改善 ]
- Ref Clock Input に同期時、タイミング未調整時のクロックに対するずれが小さくなるよう再調整しました。これによって、既にタイミング調整をされている場合は、再度調整が必要になります。
[ 不具合修正 ]
- 外部の MIDI 機器からクリップを指定して再生する場合、プレイ・モード画面に表示されているパレットとは別のパレットのクリップが再生されてしまうことがある不具合を修正しました。
[
Ver.1.5.2 ]
[ 不具合修正 ]
- プレゼンターでエディット・モードからプレイ・モードへ移行した際、右クリックで一時停止選択したクリップをスペース・キーで再生再開することができないことがある不具合を修正しました。
- プレゼンターのエディット・モードで、クリップ・パラメーターのペーストで静止画の長さが正しくペーストされないことがある不具合をを修正しました。
- プレゼンターのエディット・モードで、クリップのペースト直後、選択されているクリップが再生できないことがある不具合を修正しました。
- 非圧縮の素材を「プロジェクトから」オプションを使用して取り込む際、圧縮素材に変換することができないことがある不具合を修正しました。
- フレーム・レートの異なるプロジェクトから素材を取り込む際、フォーマット変換が正しく働かないことがある不具合を修正しました。
- 素材を「プロジェクトから」オプションを使用して取り込む際、素材に付随しているタイムコードが引き継がれないことがある不具合を修正しました。
- 素材を「プロジェクトから」オプションを使用して取り込む際、素材の名前が変更されていると、その名前が引き継がれないことがある不具合を修正しました。
- その他、素材取り込みに関する不具合を修正しました。
[
Ver.1.5.1 ]
[ 機能改善 ]
- タイムコード動作のタイミング精度を、マスター/スレーブ両モードで向上しました。
- TC マスター時、出力するタイムコードの連続性を向上しました。
- プレゼンターの環境設定の出力ディレイの上限値を 16 に増やしました。
[ 不具合修正 ]
- MIDI の入出力が動作しなくなる不具合を修正しました。
- RS-232C の入出力が動作しなくなる不具合を修正しました。
- TC マスター時、トランジション中にタイムコード出力が途切れることがある不具合を修正しました。
- ジャム・シンク再生時、停止した後に再度再生しても同期しないことがある不具合を修正しました。
- ジャム・シンク再生時、TC 入力ボタンを OFF --> ON すると正しい位置で再同期しないことがある不具合を修正しました。
- フレームレートが 59.94i のプロジェクトで、クリップのタイムコードにかぶりがなくても End TC の表示が赤色になることがある不具合を修正しました。
- 起動直後に TC THRU の設定が有効にならないことがある不具合を修正しました。
- MIDI の受信チャンネルを認識しないことがある不具合を修正しました。
- プレゼンター・コントロールのセットアップ・メッセージで、ノート・モードの設定を送信してしまうことがある不具合を修正しました。
[
Ver.1.5.0 ]
[ 機能追加 ]
- タイムコードでの同期動作に対応しました。
※操作用のディスプレイに 1920 x 1080 ( フル HD ) 解像度対応のものが必要です(タイムコードを使用しない場合は、従来通り XGA 解像度の操作画面がご利用いただけます)。詳しくは、「 PR-800HD Ver.1.5 取扱説明書(操作編)」をご覧ください。
[ 機能改善 ]
- フレーム・レートが 59.94p のプロジェクトで圧縮素材を扱えるようになりました(一部機能に制限あり)。
- フレーム・レートの異なるプロジェクトからの素材取り込みに対応しました。
- Ref Clock Input に同期時、タイミング未調整時のクロックに対するずれを少なくしました。これによって、既にタイミング調整をされている場合は、再度調整が必要になります。
- キーボード・ショートカットを追加しました。詳しくは、「 PR-800HD Ver.1.5 コマンド・リファレンス」をご覧ください。
- エディット・モードでのコピー/ペースト機能を充実しました。詳しくは、「 PR-800HD Ver.1.5 取扱説明書(操作編)」をご覧ください。
- 23.98 p のファイル取り込みに対応しました。
- キャプチャー画面での入力設定を記憶するようになりました。
- ドライブとプロジェクトを扱う画面で、安全のため内蔵のシステムドライブを操作対象から外しました。
- オーディオ信号がない HDMI 入力をキャプチャーできるようになりました。
[ 不具合修正 ]
- プレゼンター起動直後ないし「停止」ボタンでの再生停止時、SDI 出力ならびに色空間が YUV 時の HDMI 出力から輝度レベルが「 0 」の信号が出力される不具合を修正しました。
- 音声素材をクリップに割り当てたとき、素材リストの音声素材に使用中のチェックがつかない不具合を修正しました。
- 名前を変更した音声素材をクリップに割り当てたとき、変更前の名前がクリップ・パラメーターとして表示される不具合を修正しました。
- その他、細かな不具合を修正しました。
[
Ver.1.0.4 ]
[ 不具合修正 ]
- REF IN に同期時、1 フィールド同期がずれることがある不具合を修正しました。
- REF IN に同期時、SDI の音声が出なくなることがある不具合を修正しました。
- クリップの音量を無音にしているとき、クリップの頭の音が鳴ることがある不具合を修正しました。
[
Ver.1.0.3 ]
[ 機能改善 ]
- 59.94i のプロジェクトで 29.97p 素材と静止画素材の再生画質を改善しました。
- PR-800HD の Windows のアカウント設定を保持したままインストール/アップデートすることができるようになりました。
設定方法は、「■インストール手順」でご確認ください。
[ 不具合修正 ]
- 特定の条件下でプレイ・モードのトランスポート・ボタンが動作しなくなることがある不具合を修正しました。
- MIDI による PR Control で、スレーブ側の再生が停止することがある不具合を修正しました。
- 外部制御による再生時に、MIDI 出力がされないことがある不具合を修正しました。
- 各種画面のドライブ・リストで、ドライブを選択できないことがある不具合を修正しました。
- クロック同期設定が Ref Clock Input の時、キャプチャー画面を閉じた際に同期が外れたまま動作を続けることがある不具合を修正しました。
- 再生エンジンに対して極めて短い間隔で再生要求がされた時、画と音の同期がずれたり再生制御が乱れることがある不具合を修正しました。
- IN 点が設定されているクリップをプレイ・モードで逆再生時、トランスポート・ボタンでの操作が正しくできないことがある不具合を修正しました。
- プレイ・モード画面下端をクリックすると、2 行目のクリップが再生される不具合を修正しました。
- プレイ・モードで右クリック操作を行うと白フェードが黒フェードになってしまうことがある不具合を修正しました。
- SD SDI のキャプチャーが正しくできないことがある不具合を修正しました。
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、PR-800HD / PR-810HD 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート中は PR-800HD / PR-810HD の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや PR-800HD / PR-810HD 本体が破損する恐れがあります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
pr800hd_ins169.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、Roland_PR-800HD_System_Installer.exe を納めた pr800hd_ins169 フォルダが現れます。
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インストール手順
インストール手順の詳細は、「取扱説明書(準備編)」の「システムの復元」をご覧ください。
【
システム・プログラムをアップデートする場合 】
「 PR-800HD システムをインストールする」だけを実行して、システム・アップデートを行ってください。
※アカウント設定の変更を保持したままアップデートする場合は、インストーラー起動直後の画面の [ オプション ] ボタンをクリックして、「アカウント設定を工場出荷時に戻す」チェック・ボックスをはずした上で [ OK ] ボタンをクリックして、アップデートを行ってください。
【
PR-800HD / PR-810HD を工場出荷時の状態に戻す場合 】
以下の手順で実行して下さい。
※実行後は、メディア内のすべての記憶内容が失われます。
[ Windows をリカバリーする ]
↓
[ システムを復元する:PR-800HD システムをインストールする ]
↓
[ システムを復元する:QuickTime をインストールする ]
インストール完了後、初回起動時に 「ハードウエアのアップデートを実行して下さい。」と表示された場合は、[ アップデート ] ボタンをクリックして、アップデートを実行してください。
アップデートが完了すると、「アップデートが正常に終了しました。」と表示されます。[ シャットダウン ] ボタンをクリックするとシャットダウンされます。
シャットダウン後、再度電源を入れて通常通り立ち上がることを確認してください。
※アップデート中は、絶対に電源を切ったり、シャットダウンを行ったりしないでください。