PR-50/PR-80 Ver.1.2.5 アップデーター

 
<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
 
バージョンの確認

起動時に表示される「セレクター」に、バージョン番号が表示されますのでご確認ください。
詳細バージョン番号は、「プレゼンター」のプレイ・モードで「 EDIROL 」ロゴをクリックすると表示されます。
  • Ver.1.2.4 以前:本アップデートプログラムを使用してアップデートを行うことができます。
    ※ Ver.1.0.0 ~ 1.1.x の場合、アップデートを行う際に内蔵ハードディスクに収められているデータが消去されます。データを保持するには、あらかじめリムーバブル・ハードディスクへバックアップして、アップデート後に書き戻す必要があります。
  • Ver.1.2.5 以降:アップデートの必要はありません。
 
変更内容
[ Ver.1.2.5 ]
[ 機能改善 ]
  • USB MIDI インターフェース UM-ONE に対応しました。

    ※ PR-80 のエディターでの使用は UM-1 /ONE シリーズに限ります。
    ※ USB MIDI インターフェースの対応状況詳細は、「動作確認情報」をご確認ください。

[ 不具合修正 ]
以下の不具合を修正しました。
  • プレゼンターでアナログ映像のキャプチャーを行う際、音量スライダーを変更した後にキャプチャー画面を開きなおすと、スライダーの表示位置だけが元に戻っていました。(実際の音量は、変更が反映されていました。)
[ Ver.1.2.4 ]
[ 不具合修正 ]
以下の不具合を修正しました。
  • システム時計の精度が悪い状態になっていました。
  • 操作画面のリフレッシュ・レートの設定が保存されなくなっていました。
  • プロジェクト・ユーティリティとプレゼンターで、各種素材やプロジェクト、パレット、クリップの名前に長い名前を使用した場合、名前の一部が文字化けしたり名前を編集できなくなったりすることがありました。
[ 機能改善 ]
  • プレゼンターの RS-232C でのコントロールにポーズ・コマンドとボリューム・コマンドを追加しました。
追加されたコマンドの仕様
コマンド名/用例 機能
PE クリップ再生のポーズ、及びポーズ解除
stxPE; 外部機器がプレゼンターに送出するコマンドで、クリップを再生中であれば一時停止し、一時停止中であれば再生を再開します。プレゼンターが正しくコマンドを受信できた場合、ACK を返します。
VM 音量を調整
stxVM:a;
a: 音量 (0 - 127)
外部機器がプレゼンターに送出するコマンドで、音量を調整します。プレゼンターが正しくコマンドを受信できた場合、ACK を返します。

[ Ver.1.2.3 ]
  • USB MIDI インターフェース UM-1G および UM-2G に対応しました( PR-50 / 80 )

    ※ PR-80 のエディターでの使用は UM-1 シリーズに限ります。
    ※ USB MIDI インターフェースの対応状況詳細は、「動作確認情報」をご確認ください。

  • MIDI システム・エクスクルーシブ・メッセージの送信効率を向上しました( PR-50 / 80 )

[ Ver.1.2.2 ]
以下の不具合を修正しました。
  • 音が出なくなることがありました( PR-50 / 80 )
  • 音の左右の位相がずれて出力されることがありました( PR-50 のみ)
  • プレゼンターのビデオ・ミキサー・コントロールで、映像切換が乱れることがありました( PR-50 / 80 )
    ※このバージョンより、ビデオ・ミキサー・コントロールのレイテンシー設定は、通常、すべて 0 でご使用いただけるようになりました。映像切換時に映像が乱れる場合のみ、調整してください。
  • プレゼンター起動時に、プレゼンター・コントロールやビデオ・ミキサー・コントロールのセットアップ MIDI メッセージが送信されないことがありました( PR-50 / 80 )
  • プレゼンターのプレイ・モードでクリップ切換時に、切換効果が設定時間に関係なく1フレームで終わってしまうことがありました( PR-50 / 80 )

[ Ver.1.2.1 ]
  • ELO Systems 社製タッチパネルユニットへの対応状況を改善しました。
 
アップデートに必要なもの
PR-50, PR-80 をアップデートするために、以下のものが必要になります。
  • PR-50, PR-80 本体
  • 複数の ISO イメージファイルを CD-R の別々のトラックへ書き込めるパソコン
 
アップデートにおける注意点
  • このシステム・プログラムを、PR-50, PR-80 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • アップデート作業を行う前に、あらかじめ内蔵ハードディスクに収められているデータをリムーバブル・ハードディスクへバックアップすることをおすすめします。不慮の事故が発生してデータが失われたときには、バックアップしたデータを書き戻すことにより、元の状態に戻すことができます。
  • アップデート動作中は PR-50, PR-80 の電源を絶対に切らないでください。動作中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合、PR-50, PR-80 のシステムが破壊され、使用できなくなることがあります。 そのような場合には、お求めの販売店、または、ローランドお客様相談センター修理担当窓口までご相談ください。
  • アップデーターの入手ができなかったり、アップデート作業環境のない場合などにご利用いただけるよう、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。お求めの販売店、またはローランドお客様相談センター修理担当窓口までご相談ください。
  • このアップデーターに関するインストールの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
 
圧縮ファイルの解凍
[ Windows をお使いの場合 ]

ダウンロードしたファイルは zip 形式のアーカイブ・ファイルになっています。エクスプローラなどでアイコンを右クリックして開くメニューから「すべて展開」を選ぶなどで解凍してください。

[ Macintosh をお使いの場合 ]

ダウンロードしたファイルは zip 形式のアーカイブのファイルになっていますので、ダウンロード後ダブルクリックして解凍してください。

 
アップデートディスクの作成
解凍が終了すると、2つのファイル「 pr5080_up_j_v124001.IMG 」「 pr5080_up_j_v124002.IMG 」( CD-ROM の ISO9660 イメージファイル形式)が現れます。
ISO9660 イメージファイルを直接 CD-R に焼く事のできるソフトウェアを使用して、「 pr5080_up_j_v124001.IMG 」をトラック1に、「 pr5080_up_j_v124002.IMG 」をトラック2に割り当てて、CD-R に焼いてください。

 

 
アップデート手順( Ver.1.2.0 ~ 1.2.4 )

下記の手順に従って、アップデートを行ってください。
 
  1. PR-50 / PR-80 の電源投入後、すぐにアップデートディスクを CD-ROM ドライブにセットします。
    ※セレクターが起動してきた場合は、いったん電源を切り、再度電源を投入します。
  2. 以下の画面が表示されるので、「インストール」をクリックします。
    PR-80 1.2.5 Final/1 NTSC Japanese インストーラー:
    操作を選んでください。
    ディスクチェックインストールシャットダウン
  3. 以下の画面が表示されてインストールの方法を尋ねてきます。「上書き」をクリックして内蔵ハードディスクに上書きでシステムのインストールを行います。内蔵ハードディスクに収められたデータ類はそのまま保持されます。
    インストールの方法を選んでください。
    初期化上書き
    ※「初期化」をクリックすると、内蔵ハードディスクに収められたデータ類もすべて消去されますので、ご注意ください。
  4. 以下の画面が表示されますので、「 OK 」をクリックしてインストールを続行します。
    内蔵ハードディスクに上書きでインストールしま
    すか?(設定は初期化されますが、データは残
    ります)
    OKキャンセル
  5. すぐにインストール作業が始まり、インストールが成功すると以下の画面が表示されます。
    インストールが終了しました。
    シャットダウン
  6. 「シャットダウン」をクリックします。すぐにシャットダウン動作に入り、CD がイジェクトされて電源が切れます。
 
アップデート手順( Ver.1.0.0 ~ 1.1.x )

下記の手順に従って、アップデートを行ってください。
 
  1. あらかじめ、プロジェクト・データとライブラリ内のデータやサンプル・プロジェクトなどをリムーバブル・ハードディスクへバックアップします。
  2. 一旦、PR-50 / PR-80 をシャットダウンします。
  3. PR-50 / PR-80 の電源投入後、すぐにアップデートディスクを CD-ROM ドライブにセットします。
    ※セレクターが起動してきた場合は、いったん電源を切り、再度電源を投入します。
  4. 以下の画面が表示されるので、「インストール」をクリックします。
    PR-80 1.2.5 Final/1 NTSC Japanese インストーラー:
    操作を選んでください。
    ディスクチェックインストールシャットダウン
  5. 以下の画面が表示されてインストールの方法を尋ねてきます。「初期化」をクリックして内蔵ハードディスクを初期化の上システムのインストールを行います。
    インストールの方法を選んでください。
    初期化上書き
    ※「初期化」をクリックすると、内蔵ハードディスクに収められたデータ類もすべて消去されますので、ご注意ください。
  6. 以下の画面が表示されますので、「OK」をクリックしてインストールを続行します。
    内蔵ハードディスクに保存されているデータを
    すべて消去しますか?
    OKキャンセル
  7. さらに以下の確認画面が表示されますので、「はい」をクリックしてインストールを続行します。
    本当に内蔵ハードディスクの初期化を行います
    か?
    はいいいえ
  8. すぐにインストール作業が始まり、インストールが成功すると以下の画面が表示されます。
    インストールが終了しました。
    シャットダウン
  9. 「シャットダウン」をクリックします。すぐにシャットダウン動作に入り、CD がイジェクトされて電源が切れます。