P-20HD System Program ( Ver.2.01 )
■
バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、P-20HDのバージョンをチェックしてください。~
- 本体の電源を入れます。
- [MENU]ボタンを押します。
- [VALUE]つまみを回して System を選んで、[VALUE]つまみを押します。
- [VALUE]つまみを回して画面をスクロールさせます。
画面にバージョンが表示されます。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
■
更新内容
[ Ver.2.01 ] 2025/3
[ 機能改善 ]
- オーディオ・クリップと静止画クリップの再生状態を、各クリップ・タブに表示するようにしました。
[ 不具合修正 ]
以下の不具合を修正しました。
- LAN接続のスイッチャー連携で、V-160HDとの接続が確立できない。
- インポートしたオーディオが保存されない。
- エクスポートやインポートの処理中に、Auto Offの時間が経過すると電源が切れてしまう。
- シャトル操作中にオート・プレイした場合、オート・プレイの終了後にタイムラインの再生が始まる。
- LAN接続のリモート・コントロールで、改行コードなどのコントロール・コードに対してエラーを返す。
- LAN接続のリモート・コントロールで、パスワードの認証が成功したときにACKを送信しない。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.2.00 ] 2025/2
[ 機能追加 ]
- 以下の製品が、スイッチャー連携機能に対応しました。
V-80HD, V-160HD, VR-6HD, VR-120HD
また、V-60HD以外の製品については、RS-232だけではなくLAN接続での連携にも対応しました。
- 録画時刻を基準とした再生時間表示モードを追加しました。
Systemメニューから、Recording Time Displayで表示を切り替えることができます。
- タイムライン上の特定の時間へジャンプする機能を追加しました。
USBキーボードの[F3]キーを押すと、時刻を入力するダイアログが表示されます。
- 時差再生のため、録画時刻から特定の時間間隔を空けて再生する機能を追加しました。
Project Settingsメニューから、Time-Shift Delay Timeで時間間隔を設定し、[▶︎]+[▶︎|]ボタンの操作で時差再生ができます。
- USBキーボードからの文字入力に対応しました。
USBキーボードの[F2]キーを押すと、文字入力のダイアログの画面が表示されます。
- クリップの色ラベルを変更するキーボード・ショートカットを追加しました。
クリップが表示されている画面で、USBキーボードの[F4]+[0]~[8]キーを押すと、カレント・クリップの色ラベルを変更することができます。
- 再生速度レバーの変速範囲を設定できるようにしました。
Project Settingsメニューから、Speed Range Upper、Speed Range Lowerで設定することができます。
- 再生開始時に、常にSPEEDレバーの位置の速度で再生開始できるようにしました。
Systemメニューから、Start Playing at SPEED Lever Speedで動作を切り替えることができます。
[ 機能改善 ]
- 可変速再生時の、クリップ作成操作とマーカー操作に対応しました。
- LAN接続の安定性が向上しました。
- オート・オフ機能がオンの場合の時間を20分に変更しました。
- メニュー内のデザインやレイアウトを調整しました。
[ 不具合修正 ]
以下の不具合を修正しました。
- [LIVE IN]マーカー状態で再生が止まっていると、[IN]ボタンを押下後、時間をおいても[OUT]ボタンが点灯しない。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.24 ] 2024/1
[ 機能改善 ]
- SDカードへのアクセスにおける安定性を改善しました。
[ Ver.1.23 ] 2023/9
[ 不具合修正 ]
以下の不具合を修正しました。
- RS-232でビデオ・スイッチャー連携機能を使用するとP-20HDのシステムがダウンする。
[ Ver.1.21 ] 2022/4
[ 機能追加 ]
- Marker メニューを追加しました。Bookmarkの一覧表示と特定のBookmarkへのジャンプができるようになりました。
[ 機能改善 ]
- プロジェクトを開いていないときにもSDカードの録画可能時間を表示するようにしました。
- シャトル操作の最大速度(SHUTTLE Speed, [SHUTTLE] + Dial) の設定値を追加(x1, x2, x4, x8)しました。
[ 不具合修正 ]
以下の不具合を修正しました。
- クリップ再生終了後にタイムライン上の時間表示がおかしいことがある。
- 録画データのエクスポートができない場合がある。
[ Ver.1.20 ] 2021/12
[ 機能追加 ]
- 1080/i 出力を追加しました。
- LIVE IN/REPLAY バスに表示できるタイトル素材をインポートできるようになりました。
- 録画区間全体およびクリップのファイルエクスポート (mp4) 機能を追加しました。
- プロジェクトをアーカイブして保存・読み込みする機能を追加しました。
- LAN, RS-232 によるリモート制御機能を追加しました。
- RS-232 接続した特定のローランド製スイッチャーと連動して動作する機能を追加しました。
- FTP で本体に対しネットワーク越しにプロジェクトアーカイブを出し入れしたり、エクスポートした映像素材 (mp4) を取り出すことが出来るようになりました。
- USB キーボードによる操作をサポートしました。
- Ctl/Exp ペダルによる操作をサポートしました。
- CLIP, PLAYLIST 再生時に残り時間を表示することができるようになりました。
- パネル・ロック機能を追加しました。
[ 機能改善 ]
- 録画時間・再生時間をフレーム精度で表示するようにしました。
- ジョグ操作で進むフレーム数を変更できるようになりました。
- シャトル操作の最大速度を設定できるようになりました。
- シャトル操作時の変位をプレビュー画面に表示することが出来るようになりました。
- INPUT SELECT で項目 (LIVE IN1/2/PinP/SPLIT) ごとに有効・無効を設定できるようになりました。
- PALETTE へ同一クリップを複数登録することが出来るようになりました。
- 途中のクリップから PLAYLIST を再生できるようになりました。
- 時計の表示フォーマットを選択できるようになりました。
- SD カードがロックされている時、画面にロック状態のアイコンを表示するようになりました。
- 以下のショートカットが追加されました。
- 録画データの先頭や末尾にジャンプする操作
- CLIP LIST のクリップをダイレクトにカレント PALETTE に登録する操作
- 選択中の映像クリップをダイレクトに DELETE する操作
- プレイリストの先頭へジャンプする操作
[ 不具合修正 ]
以下の不具合を修正しました。
- アノテーション画面で停止中からのスロー再生ができない
[ Ver.1.11 ] 2021/09
[ 機能改善 ]
- AUTO PLAY で CLIP 再生する際の OUTPUT 切り替えとクリップが再生するタイミング精度を向上させました。
- プロジェクト画面 (New, Open, Project Utility) のタイトルバーにプロジェクトのフレームレートを表示するようにしました。
[ 不具合修正 ]
以下の不具合を修正しました。
- PALETTE 内で PLAYLIST 再生をしたときに、再生中のパッドが点灯しない。
- クリップを削除したときに、パッドの点灯状態が更新されない。
- PLAYLIST 再生でトランジション中に映像がちらつくことがある。
- プロジェクトを開いたまま日時設定を行うとプロジェクトを正しく閉じられなくなることがあるため、日時設定時はプロジェクトを閉じるようにしました。
- プロジェクト名を変更した後にプロジェクトのリストを表示する画面 (Open, Project Utility) でプロジェクト名が更新されていないことがある。
- LIVE IN 時刻で MAKE CLIP したときにクリップ長の表示が実際のクリップ長よりも長く表示される。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
[ Ver.1.10 ] 2021/07
[ 機能追加 ]
- 動画に手書きの注釈を加えることができるアノテーション機能を追加しました。
※アノテーション機能対応ペンタブレット一覧を参照ください。
- クリップ(CLIP LIST/PALETTE/AUDIO/STILL)の並び替えに対応しました。
- 録画中に設定時間おきに自動的にブックマークが付く、オートマーカー機能を追加しました。
[ 機能改善 ]
- サムネイルがないクリップをPadで選択したときにサムネイルが作成されるようになりました。
- 追記録画開始時に自動的にブックマークがつくようになりました。
[ 不具合修正]
以下の不具合を修正しました。
- クリップのサムネイルについて指定した位置と異なるサムネイルが付くことがある。
- その他、軽微な不具合を修正しました。
■
アップデートに必要なもの
- P-20HD 本体
- AC アダプター
- USB 端子を装備したパソコン
- USB メモリー
■
アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、P-20HD 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート中は P-20HD の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや P-20HD 本体が破損する恐れがあります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
■
ダウンロードと圧縮ファイルの展開
p20hd_sys_v201.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは zip 形式のアーカイブ・ファイルとなっています。右クリックして[すべて展開] を選択し、画面に表示される指示に従って展開します。
展開が終了すると、P20HD_UPDATE.BIN というファイルの入った p20hd_sys_v201 フォルダが現われます。
■
アップデート
【ご注意】
- 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
- アップデート中は P-20HD の電源を絶対に切らないでください。
●アップデート用 USB メモリーの作成
- パソコンで、USB メモリーを FAT16 または FAT32 でフォーマットします。
- P20HD_UPDATE.BIN を USB メモリーのルートフォルダー(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
●アップデート方法
- 本体の電源を切った状態で、上記の USB メモリーを USB 端子に接続します。
- [ REC ]ボタンとパッド [ 1 ] を押しながら、電源を入れます。
- 画面に [ UPDATE ] と表示されたら、指を離します。
しばらくすると、画面に現在のバージョンと USB メモリーにコピーしたシステム・プログラムのバージョンが表示され、[ MENU ] が点滅します。
- [ MENU ] を押すと、アップデートが始まります。パッド [ 1 ] から [ 4 ] まで、順に点灯します。
画面に [ Update completed. ] と表示されたらアップデート完了です。
- P-20HDの電源を切り、USB メモリーを P-20HD から抜きます。
次回の起動時から新しいシステム・プログラムで動作します。
バージョンの確認方法をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。