M-5000 システム・プログラム (Ver.1.520)
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、M-5000 / M-5000C のシステム・ファームウェアのバージョンをチェックしてください。~
- タッチ・ディスプレイ右下の [ MENU ] ボタンを押します。
タッチ・ディスプレイに「 MENU 」画面が表示されます。
- [ SYSTEM ] にタッチします。
「 SYSTEM 」画面が表示されます。
- [ SYSTEM INFORMATION ] にタッチします。
「 SYSTEM INFORMATION 」画面が表示されます。
SOFTWARE VERSION に "GUI" と "MIXER ENGINE" の 2 つのバージョンが表示されます。
※ "GUI" と "MIXER ENGINE" のバージョンが共に最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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更新内容
[ Ver.1.520 ] 2020/05
不具合修正
- M-48 Manager のエンジニアモニター機能に関する不具合を修正しました。
- SI-AES-4 を取り付けた S-4000S を接続している場合、起動時にエラーを表示する不具合を修正しました。
- アンカー・チャンネルへのジャンプが正常に行えない場合がある不具合を修正しました。
[ Ver.1.510 ] 2018/01
不具合修正
M-48 MANAGER
- 特定の操作で M-5000 がフリーズすることがある不具合を修正しました。
- M-48 をエンジニアモニターに設定すると、リストの順番が変更できない不具合を修正しました。
- M-48 をエンジニアモニターに設定すると、M-48 の接続を解除してもエンジニアモニターの表示が消えない不具合を修正しました。
- UNIT NAME に使用できない文字が選択できる不具合を修正しました。
INSERT SETTINGS (EXT FX)
- SEND に INPUT CH 選択画面がある誤りを修正しました。
- GLOBAL SCOPE において、INSERT をリコールセーフしても SEND の設定が変わる不具合を修正しました。
- SEND 先ポートの PATCH BAY シグナル・インジケーターが点灯しない不具合を修正しました。
その他
- 異なるコンフィグレーション間でシーン・リコールを行うと、アサインしていない MTRIX INPUT から MTX に音声が送られることがある不具合を修正しました。
- M-5000 RCS での操作で、R チャンネルから MTX バスへの SEND が制御できない不具合を修正しました。
- SENDS ON FADER で全チャンネルの SEND を OFF に設定した状態で SENDS ON FADER を抜けると、MUTE LED が点滅状態のままになる不具合を修正しました。
[ Ver.1.500 ] 2016/12
機能追加
- XI-SDI ( SDI Expansion Interface ) に対応しました。
※ M-5000/5000C で XI-SDI を使用する場合は、以下の通り設定して下さい。
WORD CLOCK ウインドウ
SAMPLING FREQ: 48 kHz
CLOCK SOURCE: 「 D:XI-SDI 」または「 E:XI-SDI 」( XI-SDI がセットされているスロットを選択してください。)
不具合修正
- ソロがオンの状態で、MONITOR DIM をオンにすると、ソロをオフにしてもソロ状態が継続する不具合を修正しました。
- シーンの RECALL PARAMETER ウインドウで「 ALL 」をタップしても、リスト全体のパラメーターをオフできないことがある不具合を修正しました。
[ Ver.1.400 ] 2016/07
機能追加
- XI-WSG ( Waves SoundGrid Expansion Interface ) に対応しました。
機能改善
- シーン・リコール時に、MIDI コントロール・チェンジを送信するようになりました。
※ MIDI 画面の「 CONTROL CHANGE ( FADER, MUTE )」の、「 SEND 」が ON のときのみ有効です。
- HOME 画面の時刻・日付エリアに、「秒」も表示するようにしました。
不具合修正
- CH EDIT 画面を閉じる操作と MENU を開く操作のタイミングによって、フリーズすることがある不具合を修正しました。
- REAC 機器を接続していない状態で保存したプロジェクトをロードすると、プリアンプゲインが表示されなくなる不具合を修正しました。
- パッチベイの SOURCE ポップアップ表示で、XI-REAC の REAC 2 ポートに「 AD 」表示が正しく行われない不具合を修正しました。
- モニターを MONO LISTEN に設定しても、SOLO 信号がステレオで出力される不具合を修正しました。
- USB メモリーへの録音中にシーンリコールを行い、すぐに REC ボタンを押して録音中のソングを分けようとすると、録音が停止する不具合を修正しました。
[ Ver.1.302 ] 2016/04
不具合修正
- Ver.1.301 において、REAC 接続されているにも関わらずホーム画面右上の REAC インジケーターが正しく点滅/点灯しない不具合を修正しました。
[ Ver.1.301 ] 2016/04
不具合修正
- GEQ の不具合を修正しました。
- iPad とのドックケーブルでの通信を改善しました。
[ Ver.1.300 ]
機能改善
- iPad アプリケーション「 M-5000 Remote 」からのリモート・コントロールが可能になりました。
- パラメーター値の相対的な差を保持したまま GEQ グループ間でのリンクが可能になりました。
※パラメーターが最大値または最小値に達した場合、その GEQ グループにおける相対的な差が失われます。
- 現在選択している CH から各 AUX への SEND 量を ON FADER で操作できるようにしました。
- M-5000 に接続した S-4000M の設定を、S-4000RCS から行えるようにしました。
- ミキサーコアの信頼性を向上させました。
不具合修正
- 複数の PITCH SHIFTER を使用した場合に、コンソールから正常に音声が出力されなくなる不具合を修正しました。
- 特定の手順で OSC2 を操作した場合に、OSC2 の信号が選択したバスに出力されないことがある不具合を修正しました。
- M-48 ENGINEER'S MONITOR をセットしている状態で、上下スクロールでモニター対象の M-48 を選択した場合に、他の M-48 の設定がコピーされることがある不具合を修正しました。
- M-48 ENGINEER'S MONITOR から、モニター対象の M-48 の REVERB SEND, MID FREQ が操作できないことがある不具合を修正しました。
- HOME 画面のノブセクションで DE-ESSER の THRESHOLD が操作できない不具合を修正しました。
- GEQ 画面を USER BUTTON にアサインした場合、GEQ の選択と USER BUTTON の点灯状態が一致しない不具合を修正しました。
- PATCHBAY 画面の BUS タブの表示とポップオーバーのリストに、ステレオチャンネルの R 側が表示されない不具合を修正しました。
- DCA で SOLO ON した状態で電源をオンにすると CH 側の SOLO が点滅しない不具合を修正しました。
- プロジェクトロード後に、AD-HOC SETUP 画面で KEY が正しく表示されないことがある不具合を修正しました。
[ Ver.1.201 ]
機能改善
- M-5000 / M-5000C と M-5000 RCS の LAN / 無線 LAN での接続安定性を向上しました。
不具合修正
- 本体とソロの設定が異なるプロジェクト・ファイルをロードした場合に、フリーズすることがある不具合を修正しました。
- M-48 MANAGER ウィンドウでエンジニア・モニターに使う M-48 を選ぶと、選んだ M-48 の SOLO ボタンが点滅し続けることがある不具合を修正しました。
- M-48 MANAGER ウィンドウでエンジニア・モニター機能で再現する M-48 を選択できなくなることがある不具合を修正しました。
- M-5000 / M-5000C と M-5000 RCS の LAN / 無線 LAN の接続が切断された場合に、まれに再接続できなくなる不具合を修正しました。
[ Ver.1.200 ]
機能追加
- Windows / Mac アプリケーション「 M-5000 RCS 」からのリモートコントロールが可能になりました。
- ダイナミクスの TYPE に「ディエッサー」を追加しました。
- RTA ( Real Time Analyzer ) ウィンドウを追加しました。GEQ EDIT ウィンドウにも RTA が表示できるようになりました。
- メーター、フェーダーを一覧できる「 METER ウィンドウ」を追加しました。
- USER LAYER / ASSIGNABLE FADERS ウィンドウが追加され、タッチ・ディスプレイで [ USER 1 ] ~ [ USER 3 ] レイヤーおよびアサイナブル・フェーダーのアサインができるようになりました。
機能改善
- CH EDIT ウィンドウを表示しているチャンネルのパラメーターを、ユーザー・アサイナブル・セクションで操作できる機能を追加しました。
- HPF の SLOPE に -18dB/oct、-24dB/oct を追加しました。
- ダイレクト・アウト / 出力バス / OSC をインプット・パッチベイのソースとして選択できるようになりました。
- ダイナミクスに LISTEN ( Key in Solo ) 機能を追加しました。
- RS-232C / TELNET / MIDI によるリモートコントロールが可能になりました。
- ソロのレベルメーターの位置を Trim 前に変更しました。
- レベルメーターの色を、指定レベルから変える機能を追加しました。指定したレベルより大きい場合は、黄色で表示されます。
- AUX の CH EDIT ウィンドウを表示しているときに、SENDS ON FADER モードにすると、表示されている AUX がセンド先に指定されるようになりました。
- HOME 画面のノブ・セクション・エリアにアサインされた PAN 機能が、SENDS ON FADER モードのとき、SEND PAN 機能に変化するようになりました。
- モニター・ソース・セレクトをトグル操作できるようになりました。
- DCA ソロの動作を改善しました。
- ソロの制御に、モーメンタリー動作を追加しました。押してから離すまでの時間が長い場合、押している間だけソロがオンになるモーメンタリー動作をします
不具合修正
- カレントより前のシーンを削除すると、カレント・シーンの位置が正しくなくなる場合がある不具合を修正しました。
- USER ASSIGNABLE ウィンドウで< COLOR >をタップしてポップアップを表示した状態でウィンドウを [ VIEW ] ボタンや [ DISP ] ボタンで閉じると、フリーズしてしまう不具合を修正しました。
- MAIN が「 5.1 + LR 」の設定の場合に、インプット・チャンネルの LFE LEVEL を変更すると、そのチャンネルのフェーダー・レベルが変わってしまう場合がある不具合を修正しました。
[ Ver.1.102 ]
不具合修正
- M-48 SETUP ウィンドウの SOURCE LEVEL 部で、CH のダイレクト・アウトを割り当てたソースのレベル・メーターが常にポスト・フェーダーになる不具合を修正しました。
- エフェクト設定をユーザー・ライブラリに保存した際、設定した名前が FX RACK ウィンドウの名前の部分に反映されない不具合を修正しました。
- GPI 端子のキャリブレーションによっては、ACTION = FADER LEVEL にしたとき、GPI 操作でフェーダーが最小値にならなくなる不具合を修正しました。
[ Ver.1.101 ]
機能追加
- M-48 を使ったモニター・システム機能 ( M-48 MANAGER ) を追加しました。
- GPIO、フット・スイッチ、MIDI を使ったリモートコントロール機能を追加しました。
- XI-MADI ( MADI EXPANSION INTERFACE ) に対応しました。
機能改善
- GEQ EDIT ウィンドウの操作を改善しました。
- ノブ・セクションで EQ FREQ や DYNAMICS ATTACK/RELEASE などを調整したときの操作感を向上させました。
- MENU ウィンドウに<ALL CH SEND POINTS>を追加しました。
不具合修正
- 下記の操作を行った時、まれに M-5000 が不安定になる不具合を修正しました。
- シーンの NEW、STORE、DUPLICATE、LOCK、SKIP、RECALL PARAMETER の変更
- エフェクト・ライブラリーの STORE、LOCK
- プロジェクト・ファイルのロード
- XI-REAC に接続された REAC 機器のゲイン、パッド、ファンタムの値が、まれに M-5000 に表示されている値と異なる場合がある不具合を修正しました。
- MIXER CONFIGURATION が異なる状態でストアしたシーンを呼び出した場合に、MTX INPUT の設定が再現されない不具合を修正しました。
- MIXER CONFIGURATION で CROSS-MATRIX LCR を有効にしても、電源再投入時に無効となってしまう不具合を修正しました。
- SAMPING FREQ が 96 kHz のときに、FX3 Rch の音声信号にノイズが乗る不具合を修正しました。
[ Ver.1.020 ]
機能追加
- XI-DANTE ( DANTE EXPANSION INTERFACE ) に対応しました。
機能改善
- シーンを上書き保存(ストア)した際に、RECALL PARAMETER の設定を引き継ぐようにしました。
不具合修正
- DOCK ケーブルで接続した iPad からの音楽が再生されないことがある不具合を修正しました。
[ Ver.1.001 ]
機能改善
- 「 SCENE 」画面でのスキップ/ロックの設定変更レスポンスを改善しました。
- モーター・フェーダーの動作を改善しました。
不具合修正
- シーン・ストアを連続して行うと、フリーズすることがある不具合を修正しました。
- シーンの新規作成/追加を行ったとき、正しいシーン番号が付けられないことがある不具合を修正しました。
- INITIALIZE ウィンドウの SECTIONS で「 LIBRARY 」を選択していても、エフェクト・ライブラリーの初期化が行われない不具合を修正しました。
- ファクトリー・リセット後のアンカー・チャンネルの設定が取扱説明書の記載内容と異なる不具合を修正しました。
- ソロ・イン・プレイスが正しく動作しないことがある不具合を修正しました。
- エクスパンション・インターフェース(XI-REAC 等)装着時の軽微な不具合を修正しました。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
m5000_sys_v1520.zip をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは zip 形式のアーカイブ・ファイルとなっています。[すべて展開] を右クリックして選択し、画面に表示される指示に従って展開します。
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アップデートに必要なもの
- M-5000 / M-5000C 本体
- USB メモリー( M-UF1G / M-UF2G )あらかじめ M-5000 / M-5000C でフォーマットされたもの
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、M-5000 / M-5000C 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- アップデート中は M-5000 / M-5000C の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや M-5000 / M-5000C 本体が破損する恐れがあります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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アップデート
●アップデート用 USB メモリーの作成
- アップデート用のファイル M-5000.PRG を USB メモリーのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
●アップデート方法
- タッチ・ディスプレイ右下の [ MENU ] ボタンを押します。
タッチ・ディスプレイに「 MENU 」画面が表示されます。
- [ SYSTEM ] にタッチします。
「 SYSTEM 」画面が表示されます。
- [ UPDATE ] にタッチします。
確認メッセージが表示されます。
- アップデートする場合は、[ UPDATE ] にタッチします。UPDATE にタッチするとアップデートが開始されます。
アップデートを中止する場合は、[ CANCEL ] にタッチします。
※ アップデート中は電源を切らないでください。終了するまでに 10 ~ 20 分程度要します。
- タッチ・ディスプレイに" Completed! Please Reboot. "と表示されたらアップデートは完了です。
電源を切って、アップデートを終了します。