M-480 システム・プログラム (Ver.1.610)


バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、M-480 のシステム・ファームウェアのバージョンをチェックしてください。~
  1. [ SYSTEM ] を押して SYSTEM 画面を呼び出します。
  2. 画面左の INFORMATION 表示でバージョンを確認します。
    • System Version : システム・プログラムのバージョン
    • Panel Version : パネル・プログラムのバージョン
    • Fader Version : フェーダー・プログラムのバージョン
  3.  
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
 
変更内容
[ Ver.1.610 ] 2016/05
[ 不具合修正 ]
  • S-4000RCS で作成した「 M-48 プロジェクト」をロードした際に、パラメーターが正しく再現されない不具合を修正しました。
  • エフェクト SDE-3000 x 2 の TIME x 2 や EXP A、EXP B の値を変更したとき、本体と RCS で Delay Time の値が異なる不具合を修正しました。
  • カスケード時に、シーンのストアやリコール操作が相手側 M-480 と同期しない不具合を修正しました。
[ 機能改善 ]
  • FX LIBRARY(エフェクト・ライブラリー)の表示順を変更しました。
  • エフェクト・ライブラリーに新規ライブラリー・データ( St.REVERB )を追加しました。
  • PATCHBAY 画面および REAC 画面での S-2416、M-5000、M-5000C のアイコン表示に対応しました。
 
[ Ver.1.602 ]
[ 不具合修正 ]
  • ごくまれに REAC 接続が断続的に切断されてしまう不具合を修正しました。
  • ワイヤレス LAN 機能における以下の不具合を修正しました。
    ・Ad-Hoc CH の変更がすぐに反映されない不具合を修正しました。
    ・今まで接続していた無線 LAN 親機がなくなると、どこにも接続できなくなる不具合を修正しました。
[ 機能追加 ]
  • RS-232C のコマンドに次のコマンドを追加しました。
    (詳しくは、「 V-Mixer RS-232C リファレンス Version.2.1 ( V-Mixer_RS-232C_v21_j01.pdf ) 」をご覧ください)
    • 制御コマンド
      - USB メモリー・レコーダー・トランスポート
      - USB メモリー・レコーダー・ロケート
      - ソング選択
    • リクエスト・コマンド
      - USB メモリー・レコーダー 状態リクエスト
      - USB メモリー・レコーダー 現時刻リクエスト
      - ソング番号リクエスト
      - ソング名リクエスト
      - 録音可能時間リクエスト
  • DCA グループの MIDI コントロール・チェンジ制御に対応しました。
    (詳しくは、「 M-480 MIDI インプリメンテーション ( M-480_MIDI_j02.pdf ) 」をご覧ください)
 
[ Ver.1.601 ]
[ 不具合修正 ]
  • プロジェクト・ファイルをロードした際、エフェクトが一部正常に再現されない不具合を修正しました。
  • SYSTEM CONFIG 画面においてファクトリー・イニシャライズを行うと、Ad-Hoc Key が正しく表示されないことがある不具合を修正しました。
 
[ Ver.1.600 ]
[ 機能追加 ]
  • Roland Wireless Connect ( WNA1100-RL ) に対応しました。
    iPad アプリケーション「 M-480 Remote 」からのリモート・コントロールが可能になりました。
    詳しくは、「 M-480 Ver.1.6 で追加された機能 ( M-480_ver16_add_j01.pdf ) 」をご覧ください。
  • ユーザー設定に新機能を追加しました。
    • 常に GUEST 設定で起動する。
    • 特定の操作を禁止する。
    詳しくは、「 M-480 Ver.1.6 で追加された機能 ( M-480_ver16_add_j01.pdf ) 」をご覧ください。
  • RS-232C コマンドに下記を追加しました。
    • 制御コマンド
      - モニター・ディマー オン/オフ
    • リクエスト・コマンド
      - モニター・ディマー リクエスト
    詳しくは、「 V-Mixer RS-232C リファレンス version 1.9 」( V-Mixer_RS-232C_v19_j01.pdf )をご覧ください。
 
[ Ver.1.503 ]
[ 不具合修正 ]
  • まれに特定のインプット・チャンネルにノイズが混入する不具合を修正しました。
  • R-1000 と以下の条件で接続している際、シーン・メモリーをリコールすると R-1000 との REAC 接続が一瞬途切れる不具合を修正しました。
    REAC SETUP の設定:MONITOR / BROADCAST
    R-1000 の REAC C または D ポートと M-480 の REAC A ポートを接続
  • エンジニア・モニターに設定した M-48 のグループ名が正しく表示されない不具合を修正しました。
  • エフェクト・タイプが DUAL GEQ のとき、GEQ B を 8-BAND PEQ に設定した場合、周波数が変更できない不具合を修正しました。
  • エフェクト・タイプが MASTERING のとき、取り得る EQ の周波数値が “EQ/Enhancer” とチャンネル EQ とで異なる不具合を修正しました。
 
[ Ver.1.501 ]
詳しくは、「M-480 追加された機能Ver.1.5」(M-480_Ver1.5_j01.pdf)をご覧ください。
[ 機能追加 ]
  • シーン・メモリーに新機能を追加しました。
    • フェード機能
    • リコール・フィルター機能の詳細設定
  • 下記のエフェクトをエフェクト・タイプに追加しました。
    • CE-1
    • DD-3 x 2
    • DM-3 x 2
    • DIST x 2
    • MASTERING
  • 各チャンネルおよびモニターに装備されているディレイを最大 1.2 秒まで設定可能にしました。
  • DCA グループに新機能を追加しました。
    • DCA グループ 9 ~ 24 を追加
    • DCA グループの CHANNEL DISPLAY 画面を追加
  • モニターに新機能を追加しました。
    • ディマー機能
    • トップ・パネルのMONITORセクションの LEVEL つまみからの操作を禁止
  • その他の新機能
    • 各チャンネルの 4 バンド EQ のタイプに LO SHELF2(LSV2)と HI SHELF2(HSV2)を追加しました。
    • ディレイをサンプル単位で設定できるようになりました。
    • 各チャンネルから MAIN L/R もしくは MAIN C への送りをオンする場合、MAIN L/R もしくは MAIN C への送りを排他的にオフする機能を追加しました。
    • ユーザー・ボタンにアサインできる機能を追加しました。
    • 48-TRACK RECORDER/PLAYER R-1000 と接続したときに、R-1000 のトラック名に録音元の M-480 のチャンネル名を自動的に反映させる機能を追加しました。
    • RS-232C のコマンドにコマンドを追加しました。
      詳しくは、「V-Mixer RS-232C リファレンス」(V-Mixer_RS-232C_v18_j02.pdf)をご参照ください。
  •  
[ 機能改善 ]
  • フェーダー・タッチ・センスの動作を改善しました。
 
[ Ver.1.100 ]
[ 機能追加 ]
  • 48-Track Recorder / Player R-1000 をリモート・コントロールする機能を追加しました。
    詳しくは、「R-1000リモート・コントロール・ガイド」(V-Mixer_R-1000_control_j01.pdf)をご覧ください。
 
[ Ver.1.003 ]
[ 不具合修正 ]
  • REAC SETUP の設定が MONITOR/BROADCAST MODE のとき、REAC の通信が正常に行えないことがある不具合を修正しました。
 
[ Ver.1.002 ]
[ 不具合修正 ]
  • V-Mixer M-400、M-380、M-300 のプロジェクト・ファイルをロードした場合に、再現されないパラメーターがあった不具合を修正しました。
  • TALKBACK MIC IN 端子のファンタム電源をオンまたはオフした際に一時的にトークバックの音量が上がってしまう不具合を修正しました。
[ 機能改善 ]
  • FX DESTINATION SELECT ポップアップの出力先選択ボタンを使って出力先を変更する際、元々アサインされていた出力先のアサインを外すようにしました。
  • USER PREFERENCE ポップアップの MAIN FADER 動作選択ボタン(SENDS ON FADER MASTER)の初期値をオフにしました。
  • イーサーネット・ケーブルの種類(クロスオーバー・ケーブルとストレート・ケーブル)を自動判別する機能(AutoMDI/MDI-X)に対応しました。
    ※利用方法については、「その他のファイル」から「M-480 バージョン1.002 で追加された機能」(M-480_v1002Added_j01.pdf)をダウンロードしてご覧ください。
 
アップデートに必要なもの
M-480 をアップデートするために、下記の機器が必要になります。
  • M-480 本体
  • USB メモリーにアップデート・プログラムを書き込めるコンピューター
  • USB メモリー(アップデート・プログラムをコピーできるだけの空き容量が必要)
 
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
m480_sys_v1610.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは zip形式のアーカイブのファイルになっていますので、ダウンロード後ダブルクリックして解凍してください。解凍が終了すると、M-480.PRG というファイルの入った m480_sys_v1610 フォルダが現われます。
 
アップデートにおける注意点
  • アップデート作業中に電源が切れるなどの事故が起こった場合は、本体が起動で きなくなる場合があります。この場合、修理が必要となりますので、弊社サポート窓口までご相談ください。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問合せには お答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、 自己責任において作業をお願いします。
 
アップデート方法
下記の手順にしたがって、解凍したシステムプログラム「M-480.PRG」を M-480 にインストールしてください。

※アップデートを実行している間は、M-480 の電源を絶対に切らないでください。
本体システムが正常に立ち上がらなくなる可能性があります。
 
  1. 「 M-480.PRG 」を、USB メモリーのルート・ディレクトリにコピーします。
  2. M-480 本体を起動し、USB メモリー端子に手順 1 の USB メモリーを取り付けます。
  3. [ SYSTEM ] を押して SYSTEM 画面を呼び出します。
  4. [ F7 (SYSTEM UPDATE) ] を押します。
    CONFIRMATION
     
    Are you sure you want to update?

     
    アップデート操作を確認するための確認メッセージが表示されます。
  5. [ F8 (SYSTEM UPDATE) ] を押すとアップデートが開始されます。
    SYSTEM UPDATE
     
    Now Processing...

    +*********-----------------+
    アップデート中には処理中メッセージが表示されます。
  6. 「 Update complete. Please Reboot. 」と表示されたらアップデート終了です。
    SYSTEM UPDATE
     
    Update competed.
    Please Reboot.
    M-480 本体を起動しなおしてください。