M-300 システム・プログラム (Ver.1.511)


バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、M-300 のシステム・ファームウェアのバージョンをチェックしてください。~
  1. [ SYSTEM ] を押して SYSTEM 画面を呼び出します。
  2. 画面左の INFORMATION 表示でバージョンを確認します。
    • System Version : システム・ファームウェアのバージョン
    • Panel Version : パネル・ファームウェアのバージョン

※最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
 
変更内容
[ Ver.1.511 ] 2018/05
[不具合修正]
  • RS-232C コマンドのフェーダー制御コマンド (FDC、RFC) で MAIN バスを制御した場合に、値は設定されてもエラーを返す不具合を修正しました。
  • M-48 Manager ウインドウでエンジニア・モニターを設定している時、M-48 List 上でユニットをすばやく切り替えるとまれにユニットの設定が意図しない値に書き換わる不具合を修正しました。
※ M-300 システム・プログラム Ver.1.511 へアップデート後も、M-300 RCS は Ver.1.510 でお使い頂けます。

[ Ver.1.510 ]
[機能改善]
  • FX LIBRARY(エフェクト・ライブラリー)の表示順を変更しました。
  • St.REVERB に新規ライブラリー・データを追加しました。
  • PATCHBAY 画面および REAC 画面での S-2416、M-5000、M-5000C のアイコン表示に対応しました。
[不具合修正]
  • S-4000RCS で作成した「 M-48 プロジェクト」をロードした際に、パラメーターが正しく再現されない不具合を修正しました。

[ Ver.1.501 ]
[不具合修正]
  • プロジェクト・ファイルのロード時、まれに GEQ の設定が正しく再現されない不具合を修正しました。
[機能改善]
  • AUX、MTX、MAIN の 8 バンド EQ のタイプを、HPF もしくは LPF に変更したとき、Q の初期値を 0.71 にしました。

[ Ver.1.500 ]
[機能追加]
※ 詳しくは、「 M-300 Ver.1.5 で追加された機能 ( M-300_ver15_add_j01.pdf ) 」をご覧ください。
  • ワイアレス LAN 機能に対応しました。
    ワイヤレス USB アダプター ( 別売:WNA1100-RL ) を使用することで、iPad アプリケーション「 M-300 Remote 」からのリモート・コントロールが可能になりました。
    ※ 詳しくは、「 M-300 Remote 取扱説明書 ( M-300Remote_j01.pdf ) 」をご覧ください。
  • 4 系統の 31 バンド GEQ を追加しました。
  • エフェクト・ライブラリーにプリセットを 7 つ追加しました。
  • シーン・メモリーに新機能を追加しました。
    • フェード機能
    • リコール・フィルター機能の詳細設定
  • モニターに新機能を追加しました。
    • ディマー機能
    • トップ・パネルの MONITOR セクションの LEVEL つまみからの操作を禁止
  • DCA グループに新機能を追加しました。
    • DCA グループの CHANNEL DISPLAY 画面を追加
  • ユーザー設定に新機能を追加しました。
    • 常に GUEST 設定での起動
    • 特定の操作を禁止
  • RS-232C のコマンドに次のコマンドを追加しました。
    (詳しくは、「 V-Mixer RS-232C リファレンス Version.2.1 ( V-Mixer_RS-232C_v21_j01.pdf ) 」をご覧ください)
    • 制御コマンド
      - モニター・ディマー オン/オフ
      - USB メモリー・レコーダー・トランスポート
      - USB メモリー・レコーダー・ロケート
      - ソング選択
    • リクエスト・コマンド
      - モニター・ディマー リクエスト
      - USB メモリー・レコーダー 状態リクエスト
      - USB メモリー・レコーダー 現時刻リクエスト
      - ソング番号リクエスト
      - ソング名リクエスト
      - 録音可能時間リクエスト
  • DCA グループの MIDI コントロール・チェンジ制御に対応しました。
    (詳しくは、「 M-300 MIDI インプリメンテーション ( M-300_MIDI_Imple_j02.pdf ) 」をご覧ください)

[ Ver.1.110 ]
[機能追加]
※ 詳しくは、「 M-300 バージョン 1.11 で追加された機能」をご覧ください。
  • ディレイをサンプル単位で設定できるようにしました。
  • 各チャンネルから MAIN L/R もしくは MAIN C への送りをオンする場合、MAIN L/R もしくは MAIN C への送りを排他的にオフする機能を追加しました。
  • ユーザー・ボタンにアサインできる機能を追加しました。
  • R-1000 と接続したときに、R-1000 のトラック名に録音元の M-300 のチャンネル名を自動的に反映させる機能を追加しました。
  • RS-232C のコマンドにコマンドを追加しました。
    詳しくは「V-Mixer RS-232C リファレンス」をご参照ください。
[不具合修正]
  • REMOTE ポップアップの MIDI タブにある Send - Sys Ex パラメーターがオンのとき、MONITOR つまみを急激に回すと「 Panel Rx Error. Buffer full 」のエラーが表示される不具合を修正しました。
  • ENGINEER'S MONITOR に設定した M-48 を ENGNIEERS'S MONITOR から解除した場合に、M-48 の各グループ名が正しく表示されない不具合を修正しました。

[ Ver.1.100 ]
[機能追加]
  • 48-Track Recorder / Player R-1000 をリモート・コントロールする機能を追加しました。
    詳しくは、「 R-1000リモート・コントロール・ガイド」( V-Mixer_R-1000_control_j01.pdf ) をご覧ください。

[ Ver.1.051 ]
[不具合修正]
  • Ver.1.050 において、まれに REAC ポートから音声が正しく出力されない不具合を修正しました。
    ※ Ver.1.050 で発生する不具合です。その他のバージョンでは発生しません。
    ※ M-300 システム・プログラム Ver.1.051 へアップデート後も、M-300 RCS は Ver.1.050 でお使い頂けます。

[ Ver.1.050 ]
[不具合修正]
  • USB デバイス・サーバが M-300 を認識しない不具合を修正しました。
  • ユーザー・ボタンの 9 以降に "TAP TEMPO" をアサインしたときに、ユーザー・ボタンの 1 ~ 8 に設定している機能の状態が正しく表示されない不具合を修正しました。
[機能改善]
※ 詳しくは、「 M-300 Ver.1.05 追加された機能」をご覧ください。
○セーブとロード
  • LOAD/SAVE ポップアップで、LOAD SECTION 選択ボタンにチェックがない状態で[LOAD]ボタンを押した場合に警告メッセージを表示するようにしました。
○ユーザー設定
  • USER PREFERENCE ポップアップ に「 MAIN FADER 動作選択ボタン」を追加しました。
  • ユーザー・レベルで "SYSTEM SETUP" のチェックがされていないときは、M-300 から S-4000M の設定を変更できないようにしました。
  • ユーザー・ボタンに "TALKBACK DESTINATION SELECT" をアサインできるようにしました。
  • USER FADER ASSIGN ポップアップに[ F6 (PREV FADER) ]、[ F7 (NEXT FADER) ] を追加しました。
  • USER BUTTON EDIT ポップアップに[ F6 (PREV BUTTON) ]、[ F7 (NEXT BUTTON) ] を追加しました。
○その他の改善
  • SENDS ON FADER モードがオンのときに、GEQ ON FADER モードをオンにしても、SENDS ON FADER モードがオフにならないようにしました。
  • SENDS ON FADER モードで、AUX チャンネルの MATRIX センドを操作できるようにしました。
  • FX EDIT ポップアップ (GEQ) に、「 0.5dB STEP 選択ボタン」を追加しました。
  • INITIALIZE ポップアップで、初期化セクション選択ボタンにチェックがない場合にメッセージを表示するようにしました。
  • イーサーネット・ケーブルの種類 (クロスオーバー・ケーブルとストレート・ケーブル) を自動判別する機能 (AutoMDI/MDI-X) に対応しました。

[ Ver.1.010 ]
[不具合修正]
以下の不具合を修正しました。
  • プロジェクト・ファイルのロード等の操作で、エフェクトのディレイ・タイムが正しく反映されない場合があった。
  • SONAR を使用して REAC レコーディングを行う際、REAC スレーブ機器が存在しないと、録音データにノイズがのることがあった。
[機能改善]
※ 詳しくは、「 M-300 バージョン 1.01 で追加された機能」をご覧ください。
  • M-48 のエンジニア・モニター機能を追加。
  • M-48 のミックス・オプションを追加。
  • V-LINK で受信するソース数を 16 に拡張。
  • オシレーターにピンク・ノイズ、ホワイト・ノイズを追加。
  • RS-232C からの入出力パッチベイ操作に対応。
    詳しくは「 V-Mixer RS-232C リファレンス 」をご覧ください。

[ Ver.1.002 ]
  • 初回バージョン
 
アップデートに必要なもの
M-300 をアップデートするために、下記の機器が必要になります。
  • M-300 本体
  • USB メモリーにアップデート・プログラムを書き込めるコンピューター
  • USB メモリー (アップデート・プログラムをコピーできるだけの空き容量が必要)
 
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
m300_sys_v1511.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは zip 形式のアーカイブのファイルになっていますので、ダウンロード後ダブルクリックして解凍してください。解凍が終了すると、M-300.PRG というファイルの入った m300_sys_v1511 フォルダが現われます。
 
アップデートにおける注意点
  • アップデート作業中に電源が切れるなどの事故が起こった場合は、本体が起動できなくなる場合があります。この場合、修理が必要となりますので、弊社サポート窓口までご相談ください。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問合せにはお答えできません。あらかじめご容赦ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いします。
 
アップデート方法
下記の手順にしたがって、解凍したシステムプログラム「 M-300.PRG 」を M-300 にインストールしてください。

※アップデートを実行している間は、M-300 の電源を絶対に切らないでください。
本体システムが正常に立ち上がらなくなる可能性があります。
 
  1. 「 M-300.PRG 」を、USB メモリーのルート・ディレクトリにコピーします。
  2. M-300 本体を起動し、USB メモリー端子に手順 1 の USB メモリーを取り付けます。
  3. [ SYSTEM ]を押して、SYSTEM 画面を呼び出します。
  4. [ F7 ( SYSTEM UPDATE ) ] を押します。
    CONFIRMATION
     
    Are you sure you want to update?

     
    アップデート操作を確認するための確認メッセージが表示されます。
  5. [ F8 ( SYSTEM UPDATE ) ] を押すとアップデートが開始されます。
    SYSTEM UPDATE
     
    Now Processing...

    +*********-----------------+
    アップデート中には処理中メッセージが表示されます。
  6. 「 Update complete. Please Reboot. 」と表示されたらアップデート終了です。
    SYSTEM UPDATE
     
    Update competed.
    Please Reboot.
    M-300 本体を起動しなおしてください。