F-1 システム・プログラム (Ver.2.5.1.0)


<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
 
バージョンの確認方法
[MENU]ボタンを押してメニュー画面を表示し、「システム情報」を選択して、システムバージョンを確認して下さい。
 
変更内容

[ Ver.2.5.1.0 ]
  • F-1 のシンクロを OFF に設定しているにもかかわらず、接続しているカメラの録画開始/停止に連動して、F-1 の録画が停止してしまう不具合を修正しました。
    ※ Ver.2.1.0.0 以前のバージョンでは発生しません。

[ Ver.2.5.0.6 ]
  • F-1 Net Control でリモート制御する際、F-1 Net Control を終了したりネットワークが切断されると、F-1 が操作できなくなる不具合を修正しました。
    ※ Ver.2.5.0.5 だけで起こる症状です。

[ Ver.2.5.0.5 ]
  • フットスイッチ対応
    USB に接続されたフットスイッチで、録画/停止の操作が可能になりました。
  • 外部ストレージ記録
    USB に接続された外部ストレージに、キャプチャすることが可能になりました。
    F-1 内蔵ストレージを抜いて、USB に外部ストレージを挿した状態で F-1 の電源を起動すると、接続した外部ストレージにキャプチャできます。
  • 自動録画再開モード
    i.Link から入力されるストリームのフォーマットが変わったとき、録画を一時停止し、フォーマットが元に戻ったら自動的に録画を再開するモードを追加しました。

[ Ver.2.1.0.0 ]
  • 時刻に関する設定
    タイムゾーンの設定とサマータイム(デイライト・セービング・タイム)の設定ができるようになりました。
  • ループ録画に関する機能追加
    「録画モード」を「ループ録画」に設定しているときも、通常録画と同様に、[ DISPLAY ] ボタンを押すことで、録画時間表示/タイムコード表示/レベル表示の画面に順番に切り替えられるようになりました。
  • ネットワーク接続に関する不具合を解決
    PC / Mac とネットワーク接続した際、フォルダ共有できないことがありましたが、解決しました。( Ver2.0 のみ)
  • キャプチャに関する不具合を解決
    ビデオカメラのフレームレートが 24p のとき、「ストリームチェック」を「オン」にしてキャプチャを開始すると、うまくキャプチャされないことがありましたが、修正しました。( Ver2.0 のみ)

[ Ver.2.0.2.0 ]
  • VIDEO FIELD CONVERTER VC-50HD 対応
    VC-50HD で、HD/SD-SDI から HDV/DV以外の MPEG-2 TS ( 50/35/8 Mbps等 ) のフォーマットにコンバートした映像のキャプチャが可能です。
    また、F-1 から VC-50HD のリモートコントロールが出来ます。
  • プリ録画モード追加
    REC ボタンを押す 3 秒前からの映像をファイルに記録します。 ( HDV のみ対応)
  • ループ録画モード追加
    メディアがいっぱいになっても、古いファイルを消しながら記録継続します。
    1ァイルの長さは 60/30/10 分から選択可能です。 ( MPEG-2 TS 8/2 Mbps 時は 60 分固定 )
  • タイムコード付替機能追加
    F-1 内部で生成するタイムコードに付け替えながら記録します。
    録画時のみカウントアップする REC RUN と、常にカウントアップする FREE RUN があります。
  • マーカー機能追加
    キャプチャ中、RECボタンを押した時点のタイムコード/キャプチャ時間をテキストファイルに記録します
    ( 映像ファイルが F1_000.m2t の場合 F1_000.txt に記録されます)
  • DV-7DL キャプチャ時の不具合修正
    F-1 から再生したデータを、DV-7DL でキャプチャすると素材が短くなってしまう不具合 ( 1 時間につき 3~4 秒程度 ) を修正しました。
  • WAV ファイル表示の不具合修正
    AUDIO IN ( CH3, CH4 ) のみで録音した際に生成される、フォルダ内の最初の WAV ファイル ( F1_000.wav ) が表示されないため、F-1 本体で選択/再生することができない不具合を修正しました。

[ Ver.1.3.0.0 ]
  • DV エラー対策
    F-1 と DV ビデオカメラを接続して収録すると、F-1 もしくはノンリニアソフトウェアで正しく再生されず、ブロックノイズが出たり、再生が途中で止まってしまうデータになることがありました。この問題を解決しました。
    ※ F-1 に HDV で収録したm2tファイルでは、この問題は生じません。
    ※この不具合が生じた DV データを修復するツール「 F1 DV Corrector 」を用意しました。ダウンロード・ページから別途ダウンロードしてお使いください。

[ Ver.1.2.0.0 ]
  • ストリームチェック機能
    HDV カメラから出力されるデータのタイムスタンプに不連続があった場合、ノンリニア編集アプリケーションによっては、ファイルが取り込めない不具合が生じるため、データの不連続部分を監視し、自動的に分割する機能を追加しました。
    [ MENU ] の「ストリームチェック」で、この機能をオン/オフできます。
  • シャットダウン処理
    時間がかかっていたシャットダウン処理を見直して、短縮しました。
  • ファイル名変更
    一部のノンリニア編集アプリケーションでの、ファイル取り込み不具合を回避するため、音声キャプチャで生成するファイル ( wav ) のファイル名を、映像キャプチャで生成するファイル ( m2t ) のファイル名に "c34" を付与したもの (例: F1_000c34.wav ) に変更しました。
  • ネットワーク設定
    ネットワーク設定が出来ない時がある問題を解決しました。
  • 長時間 i-Link 接続
    長時間にわたり i-Link を接続したままにした後、キャプチャをスタートさせたり、i-Link を抜いた際に、暫く応答がなくなる問題を解決しました。
  • 連続キャプチャ時間
    2 GByte を越える wav ファイルを生成すると、F-1 で再生できない不具合や、一部のノンリニアソフトに取り込めないなどの不具合を回避するため、CH3/4 スイッチ ( 外部音声 ) がオンの時、連続でキャプチャできる時間は、[ WAV モード ] が [ ステレオ ] の場合は 3 時間、[ モノx2 ] の場合は 6 時間に制限されます。制限時間に達すると、キャプチャが自動的に停止しますので、ご注意下さい。
 
注意事項

大容量ハードディスク接続時について
  • 外部ストレージとして大容量ハードディスクを使用すると、録画終了時に「しばらくお待ちください」と表示される時間が、内蔵ハードディスク使用時に比べて長くなります。
    「しばらくお待ちください」と表示される時間は、おおよそ次の通りです。
    1TB ハードディスク:10 秒
    2TB ハードディスク:20 秒

AUDIO IN ( CH3, CH4 ) について
  • ループ録画では、AUDIO IN ( CH3, CH4 ) のみのキャプチャはできません。
  • プリ録画では、プリ録画中 ( 3 秒 )は AUDIO IN( CH3, CH4 )は録音されません。
  • プリ録画では、ループ録画でのファイル作成、ストリームチェックによるデータ分割、いずれの場合もオーディオ同期の設定に関わらず、AUDIO IN ( CH3, CH4 ) とビデオの同期を取ることはできません。また、WAV ファイルへのタイムコード付加も行いません。

ビデオ・フィールド・コンバーター VC-50HD と接続して使う場合
  • コーデックタイプを HDV 以外に設定した場合、録画モードでプリ録画を選んでも、通常録画になります(プリ録画アイコンが点滅します)。
  • コーデックタイプを MPEG-2 TS 50 Mbps にした場合、衝撃や振動が多い環境下では まれに、ストリームチェックによるデータ分割が不定期に生じたり、キャプチャが停止することがあります。その場合は、AUDIO IN の CH3/4 を OFF にするか、コーデックタイプを MPEG-2 TS 35 Mbps または HDV 設定してください。
  • オプション品 F1-SSD64 は、コーデックタイプ MPEG-2 TS 50 Mbps および 35 Mbps でのキャプチャに対応しておりません(キャプチャできません)。コーデックタイプを HDV に設定するか、本体付属またはオプション品の F1-HD120 を使用してください。

その他
  • DV カメラと接続した場合、録画モードでプリ録画を選んでも、通常録画になります(プリ録画アイコンが点滅します)。
  • ストリームチェックによるデータ分割が生じた場合、分割点の直前の部分をノンリニア編集アプリケーションで再生しようとすると、再生エラーになることがあります。その場合、その部分を使わないようにしてください。
  • +LoopRec フォルダが選択された状態で、ループ録画以外のキャプチャを始めた場合、自動的にフォルダを作成し、ファイルを保存します。
 
アップデートに必要なもの
  • F-1 本体
  • USB ケーブル ( 付属品 )
  • [ Windows をお使いの場合 ]
    F-1 内蔵ハードディスク (付属品)
  • [ Mac OS X をお使いの場合 ]
    USB メモリー または USB ハードディスク ( FAT32 )
 
アップデート作業における注意点
※ Mac OS X では、F-1 内蔵ハードディスクへの書き込みが出来ないため、別途 USB メモリーまたは USB ハードディスクを準備して下さい。
※このアップデートに対応する F-1 Utility のバージョンは ver2.1.0.1 以降になります。 F-1 Utility もあわせてアップデートして下さい。
 
  • このシステム・プログラムを、F-1 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
  • アップデート中は F-1 の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや F-1 本体が破損する恐れがあります。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍

[ Windows をお使いの場合 ]
f1_sys_v2510.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。ダウンロードしたファイルは ZIP 書庫形式になっていますので、エクスプローラでアイコンをダブルクリックして開き、F1UPDATE.BIN ファイルを適当なフォルダにコピーしてください。
※詳細につきましては、各コンピューターの取扱説明書をご参照ください。

[ Mac OS X をお使いの場合]
f1_sys_v2510.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。ダウンロードしたファイルは ZIP アーカイブ形式になっていますので、ファインダーでアイコンをダブルクリックしてください。F1UPDATE.BIN ファイル が f1_sys_v2510.zip を置いたフォルダに現れます

アップデート手順

[ Windows をお使いの場合 ]
  1. コンピューターで F-1 内蔵ハードディスクのルート・ディレクトリに F1UPDATE.BIN をコピーします。
  2. F-1 内蔵ハードディスクを F-1 本体に挿入します。
  3. F-1 の電源を投入します。
  4. [ MENU ] ボタンを押して、「システムアップデート」を選択します。
  5. 「よろしいですか?」という画面が出るので、「はい」を選択します。
  6. 自動的に F-1 の電源が切れるまで、しばらく待ちます。
  7. 再度 F-1 の電源を投入します。
  8. [ MENU ] ボタンを押して、「システム情報」を選択してバージョンを確認します。

[ Mac OS X をお使いの場合 ]
  1. コンピューターで USB メモリまたは USB ハードディスクのルート・ディレクトリに F1UPDATE.BIN をコピーします。
    (必要に応じて、USB カード・アダプター等をご使用ください)
  2. USB メモリまたは USB ハードディスクを F-1 の USB 端子に接続します。
  3. F-1 の電源を投入します。
  4. [ MENU ] ボタンを押して、「システムアップデート」を選択します。
  5. 「よろしいですか?」という画面が出るので、「はい」を選択します。
  6. 自動的に F-1 の電源が切れるまで、しばらく待ちます。
  7. 再度 F-1 の電源を投入します。
  8. [ MENU ] ボタンを押して、「システム情報」を選択してバージョンを確認します。