AR-3000SD システム・プログラム ( Ver.1.040 )
<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
<お知らせ>
弊社製品と Windows Vista を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2017.04.03 )
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バージョンの確認方法
~ダウンロードをする前に、AR-3000SD のシステム・プログラムのバージョンをチェックしてください。~
- 電源を入れます。
- [ MENU ] ボタンを押します。
MENU インジケーターが点灯して、ディスプレイにメニュー画面が表示されます。
- [ SELECT ] ダイヤルを回して、「 11.9 システム アップデート」を選択します。
- [ SELECT ] ダイヤルを押します。
ディスプレイの「バージョン」に現在のバージョンが表示されます。
※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
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変更内容
[ Ver.1.040 ] 2019/10
不具合修正
- 通信速度を 9,600 bps 以外に設定にしても、起動時に 9,600 bps で CC コマンドを送信する不具合を修正しました。
- SMF に設定されているテンポより、若干遅く再生している不具合を修正しました。
- フレーズのリピート間隔を " 0 " に設定すると、ビジー・アウト設定の「リピート間隔中」を " ON " にしても、リピート再生中に BUSY 出力が途切れる不具合を修正しました。
- RS232C, TELNET の DL, DP コマンドに、"----" および "PLAY" を設定ができない不具合を修正しました。
- 複数の Telnet コマンドを極めて短い間隔で受信すると、コマンドを誤って解釈することがある不具合を修正しました。
- FTP 接続中に、Telnet コマンドの受信に応答ができないことがある不具合を修正しました。
[ Ver.1.035 ]
不具合修正
- プロテクトを「オン」にした SD カードに、FTP でファイルを書き込む不具合を修正しました。
- RS-232C/TELNET の RL ( 途中再生 ) コマンドで、指定位置から再生されない場合がある不具合を修正しました。
- AR-3000R Ver.2.00 以前の機種で作成した CF カードを AR-3000SD で使用した際、フレーズ情報を初期値する不具合を修正しました。
- メモリー・カードに記録された文字データの処理で発生する不具合を修正しました。
[ Ver.1.033 ]
機能追加
- ネットワーク及びタイマー機能の異常状態を検知して、自動でリセットを行なう機能を追加しました。
- Telnet/RS-232C コマンドに、ネットワーク及びタイマー機能をリセットさせる「 RB 」コマンドを追加しました。
機能改善
- Telnet/RS-232C のデュアル・モノ再生の「 PLL/PLR 」コマンドの動作を、AR-3000R と同様の動作になるように改善しました。
不具合修正
- Telnet の接続/切断を繰り返すと、Telnet に接続できなくなる不具合を修正しました。
- FTP の接続/切断を短い間隔で繰り返すと、FTP 接続できなくなったり、カード上のファイル名が全て小文字で表示される場合がある不具合を修正しました。
- 再生停止の処理とタイミングが重なると、制御端子の状態が正しく反映されない場合がある不具合を修正しました。
- デュアルモノモードで、ダイレクト再生(後優先)で制御を行っている場合に、BUSY/CONT が正しく出力されない不具合を修正しました。
- 録音時の設定がカードに保存されない不具合を修正しました。
- 録音フォーマットが MP3 の場合に、5 秒より短い録音ができない不具合を修正しました。
[ Ver.1.027 ]
不具合修正
- RS-232C / Telnet コマンドで複数フレーズの順次再生中に、再生コマンドを受信した際に、ビジーエラーとならずに割り込まれて処理されることがある不具合を修正しました。
- FTP 接続後に「フォーマットが違います フォーマットしてください」メッセージが表示されることがある不具合を修正しました。
機能改善
- 録音中にビジー出力を「する/しない」を設定するパラメーターを追加しました。
(「 9.4 ビジー・アウト」の「フレーズ ロクオン チュウ」)
[ Ver.1.025 ]
不具合修正
- ラインスルー機能において、稀にフレーズ再生時のライン入力がミュートされない不具合を修正しました。
- レベルトリガー録音において、録音を行わずに終了した場合に AR-3000SD がフリーズする不具合を修正しました。
- 論理フォーマットされていないカードを挿入した場合、「カードが挿入されていません」とメッセージが表示される不具合を修正しました。
- MP3 ファイルのデータ・フォーマットを誤判定することがある不具合を修正しました。
- Telnet のオプション・コマンド受信後、制御コマンドが正しく処理されない不具合を修正しました。
機能改善
- タイマー機能使用中に、時刻変更を行った場合の処理を改善しました。
これまでは変更前の時刻に近いイベントを処理していましたが、Ver.1.025 以降では変更後の時刻に近いイベントを処理するようにしました。
- MENU のリスト表示中に、RS-232C / TELNET / タイマー制御が行えるようにしました。
[ Ver.1.024 ]
不具合修正
- TELNET コマンドの送受信タイミングが重なると、TELNET コマンドの受信に失敗することがある不具合を修正しました。
- 長い TELNET コマンドの受信処理に不具合がありました。TELNET コマンドの受信処理の不具合を修正しました。
[ Ver.1.023 ]
機能改善
- RS-232C / Telnet の PL, PLB コマンドに、フレーズを指定できる機能を追加しました。
- バイナリ制御のレスポンスを改善しました。フレーズ指定のセットアップ時間が定格時間より短い場合でも意図したフレーズ番号が指定可能になりました。
- FTP のレスポンスを向上させるため、以下の機能を追加しました。
・起動時に FTP 用のマウント処理を行うかどうかの設定を追加しました。
・カードのマウント処理を改善しました。
・FTP 接続・切断時の処理を改善しました。
- MIDI LINK 機能で、AR-200R のフレーズ選択が行えるようにしました。
不具合修正
- RS-232C / Telnet の編集・設定コマンド実行中にフリーズすることがある不具合を修正しました。
- FTP 切断時に AES / EBU OUT の設定がリセットされることがある不具合を修正しました。
- 制御端子をメイクした状態で電源を入れると、間違った番号のフレーズを再生することがある不具合を修正しました。
- カードの抜き差しや FTP の接続・切断を繰り返すと、カードを正しく認識できないことがある不具合を修正しました。
- Telnet 接続中にネットワーク・ケーブルを抜いたり PC を終了すると、その後 AR-3000SD が Telnet に接続できなくなる不具合を修正しました。
- プログラマブル・タイマーイベントが、実行されないことがある不具合を修正しました。
- フレーズ設定ファイルの登録内容と実際のフレーズの情報が食い違っている場合、フレーズ設定ファイルの登録が更新されないことがある不具合を修正しました。
- RS-232C / Telnet の PQ フレーズ設定リクエストコマンドで得られる SU フレーズ設定出力の遅延時間に誤りがありましたので修正しました。
- ディスプレイ・オートオフで消灯中に、RS-232C / Telnet の設定コマンドを受信するとディスプレイ・オートオフが解除される不具合を修正しました。
- AR-3000 で作成したパターン・フレーズを、正しく再生できないことがある不具合を修正しました。
[ Ver.1.010 ]
機能改善
- 音声フレーズの再生音量の設定を、カードに保存できるようにしました。
- RS-232C の AR-2000 互換コマンドのサポートを追加しました。
- 「設定のみを複写する ( 設定複写 )」で、プログラマブル・タイマーの設定も複写するようにしました。
- MENU の設定の書き込みダイアログで、[ BACK ] ボタンでも書き込みをキャンセルできるようにしました。
- TELNET のエコー制御を改善し、AR-3000R との互換性を高めました。
不具合修正
- RDAC H-LINEAR の音声ファイルを極まれに正しく再生できない不具合を修正しました。
- RS-232C モードのパラメーターが、起動時に反映されないことがある不具合を修正しました。
- WEB ブラウザからプログラマブル・タイマーの情報を保存する際に、パラメーターなしのイベントが正しく保存されないことがある不具合を修正しました。
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アップデートに必要なもの
AR-3000SD のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
- AR-3000SD 本体
- SD カード、もしくは CF カード
※あらかじめ AR-3000SD でフォーマットされたもの (記録されている内容が消えて構わないもの)
※ AR-3000SD のアップデートは、SD カード、もしくは CF カード、どちらでも可能です。アップデート手順は、SD カードを利用した手順をご案内しています。CF カードを利用される場合は、CF カードに読み替えてください。
- SD カードリーダー、または SD カードリーダーを搭載したパソコン ( Windows または Mac )
※ CF カードを利用する場合は、CF カードリーダーをご用意ください。
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アップデート作業における注意点
- このシステム・プログラムを、AR-3000SD 以外の製品には使用しないでください。他の機器のデータやシステムが損なわれる可能性があります。
- システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
- このシステム・プログラムに関するアップデートの操作手順などのお問い合わせにはお答えできません。あらかじめご了承ください。ここに書かれている情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。
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ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
ar3000sd_sys1040.zip を適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルは Zip アーカイブのファイル形式になっていますので、ダウンロード後解凍してください。解凍が終了すると、「 ar3000sd_sys1040 」フォルダが現われます。
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アップデート手順
【ご注意】
- 解凍してできたファイルのファイル名は変更しないでください。
- アップデート中は AR-3000SD の電源を絶対に切らないでください。システム・プログラムや AR-3000SD 本体が破損する恐れがあります。
下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを AR-3000SD へインストールしてください。
※CF カードにてアップデートを行う場合は、「 SD 」の部分を「 CF 」に置き換えてアップデートを行ってください。
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アップデート用 SD カードの作成
- パソコンを使って、「 ar3000sd_sys1040 」フォルダ内のファイルを SD カードのルートディレクトリ(一番上の階層)にコピーします。
※「 ar3000sd_sys1040 」フォルダごとコピーしないでください。
- パソコンや SD カードの取扱説明書などの記載に従って、SD カードの接続を解除(停止)した後、SD カードをパソコンから取り外します。
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アップデート方法
- システム・アップデート用 SD カードを、AR-3000SD にセットします。
- AR-3000SD の電源を入れます。
- [ MENU ] ボタンを押します。
※MENU インジケーターが点灯して、ディスプレイにメニュー画面が表示されます。
- [ SELECT ] ダイヤルを回して、「 11.9 システム アップデート」を選択します。
- [ ENTER ] ボタンを押します。
ディスプレイに「 11.9 システム アップデート」画面が表示されます。
- [ SELECT ] ダイヤルを回して、「 SD 」を選択します。
- [ ENTER ] ボタンを押します。
- 「実行しますか?」メッセージが表示されます。
[ SELECT ] ダイヤルで「はい」を選択して[ ENTER ] ボタンを押すと、アップデートが開始されます。
※アップデートを中止する場合は、[ SELECT ] ダイヤルで「いいえ」を選択して、[ ENTER ] ボタンを押します。
- システム・アップデートが完了すると、「 Completed.You may turn off. 」と表示されますので電源を切ってください。
これでアップデート作業は完了しました。次回の起動時から新しいシステム・プログラムで動作します。
バージョンの確認方法をご覧の上、バージョンが更新されていることを確認してください。