AR-200R システム・プログラム (Ver.2.03)


<お知らせ>
弊社製品と Windows XP を組み合わせてお使いになる場合のサポート終了について ( 2014.03.10 )
 
バージョンの確認方法
変更内容
アップデートに必要なもの
アップデートにおける注意点
ダウンロードと圧縮ファイルの解凍
アップデート手順
バージョンの確認方法

~ ダウンロードをする前に、AR-200R のシステム・ファームウェアのバージョンをチェックしてください。 ~
  1. AR-200R の電源が切れていることを確認してください。
  2. [ ▼ ] (デクリメント・ボタン) を押しながら、AR-200R の電源を入れます。
  3. バージョンナンバーが表示されます。
  4. 本体の電源を切って終了します。

※ 最新バージョンになっていた場合、アップデートの必要はありません。
 
変更内容

[ Ver.2.03 ]
 
  • RDAC-Mode が H-LINEAR あるいは MODE3 で、再生ポイントのスタートをゼロ以外に設定した音声フレーズを、パターンフレーズあるいはソングフレーズに登録すると正しく再生されない不具合を修正しました。
[ Ver.2.02 ]
 
  • ソングフレーズに設定した音量が再生に反映されない不具合を修正しました。
[ Ver.2.00 ]
 
  • WAV ファイアルの再生、編集を行えるようになりました。
  • CF マウント時、フレーズファイルに変更があった場合のみ、フレーズ設定ファイルを更新するようにしました。
【AR シリーズ Ver.2 で ARE-3000 を使用する際のご注意】
WAV ファイルを含むカードの編集に対応した ARE-3000 Ver.2 を 2010 年 11 月中旬に公開予定です。現在ダウンロードできる ARE-3000 Ver.1.05 を使用する際は、下記の制限事項があります。
  • AR シリーズ Ver.2 で作成した WAV ファイルを含むカードは、ARE-3000 Ver.1.05 では編集できません。
  • AR シリーズ Ver.2 で作成した WAV ファイルを含まないカードは、ARE-3000 Ver.1.05 で編集できます。
  • ARE-3000 Ver.1.05 で作成したカードは、AR-3000R/200R/200S/20PR Ver.2 で再生可能です。

[ Ver.1.02 ]

【機能改善】
  • MIDI アクティブ・センシングの送信間隔が、MIDI 規格の推奨値より若干長い機器を MIDI IN に接続した場合、MIDI 録音時にエラーとなってしまう場合がありました。このような機器を接続しても、正常に MIDI 録音を行えるように修正を加えました。

【不具合修正】
  • ステレオ録音時に、CLIP LED が実際より約 9dB 低いレベルで点灯していました。この不具合を修正しました。なお、その状態で録音した場合も録音された内容には全く問題はありません。また、モノラル録音時の CLIP LED の動作は問題ありません。

[ Ver.1.01 ]
  • フレーズの録音状況などによって、極めて低い頻度で、フレーズ再生が正しく行われない場合があり、これを改善しました。
  • パソコンでフォーマットしてしまったカードを、AR-200R で再フォーマットできない場合があり、これを再フォーマットできるように改善しました。なお、カードは本体でフォーマットする事を推奨しています。

アップデートに必要なもの

AR-200R のシステム・プログラムをアップデートする為に、下記のものが必要になります。
  • AR-200R 本体
  • CF カードにデータを書き込めるコンピューター
  • ローランドの CF カード

アップデートにおける注意点
  • このアップデートは、手順どおりに実施すれば特に問題はありません。所定の手順に従わずに通常のモードでこのアップデート・データを送信すると、システムを破壊してしまい起動できなくなることがありますのでご注意ください。
  • アップデート作業中に電源が切れるなどの不慮の事故が発生した場合には、システムが破壊され使用できなくなる事があります。そのような場合には、お求めの販売店、または弊社サポート窓口までご相談ください。
  • システム・プログラムの入手ができなかったり、アップデート作業環境のないお客様のために、ローランドでは有償アップデートのサービスをご用意しています。弊社サポート窓口からご相談ください。
  • システム・プログラムのインストールを行われる際の操作手順などについての問い合わせには、お答えいたしかねます。このページに記載の情報を元に、自己責任において作業をお願いいたします。

ダウンロードと圧縮ファイルの解凍

ダウンロードしたファイルは Zip 形式のアーカイブファイルになっています。アイコンをダブルクリックすると ar200r_sys_v203 フォルダが現れ、その中にファイル "_AR200R_.PRG" が現れます。
アップデート手順

下記の手順に従って、解凍したシステム・プログラムを AR-200R へインストールしてください。
※ アップデートの実行中は、絶対に AR-200R の電源を切らないでください。

●アップデート用カードの作成方法
  1. CF カードを AR-200R でフォーマットしてください。
  2. CF カードにデータを書き込めるコンピューターを使って、アップデート用のファイル _AR200R_.PRG を CF カードのルートディレクトリ(開いてすぐの階層)にコピーしてください。
●アップデート方法
  1. [ ▲ ] (インクリメン・トボタン) を押したまま AR-200R の電源を入れます。
  2. ディスプレイに、"UPdt"(アップデート)と表示されます。
  3. [ STOP ] (停止ボタン) を押してカードによるアップデートを選択します。
    "CuPd" (カード・アップデート) と表示されることを確認して下さい。
  4. アップデート用の CF カードを AR-200R のカードスロットに差し込みます。
    CF カードの内容がロードされて "Load" 表示となり、次にバージョンナンバー "2.03" が表示されます。
  5. [▼] (デクリメント・ボタン) を押します。
  6. ディスプレイが "GO" 表示になってプログラムが書き込まれます。
  7. 書き込み中は "GO 1" のように表示されます。
  8. 書き込みが終了するとディスプレイに、チェックサム "38C6" が表示されます。
  9. 本体の電源を切って終了します。
    以上でアップデートは完了です。