Digital Snakeで中継の音声伝送を高音質・低ノイズに Digital Snakeで中継の音声伝送を高音質・低ノイズに 株式会社テレビ松本ケーブルビジョン 様 http://www.tvm.co.jp/ 長野県テレビ松本ケーブルビジョンは、1974年に開局した長野県松本市のケーブル・テレビ局。松本市/塩尻市/波田町/山形村に、地上デジタル/BS/CS放送を高品位に配信しています。独自の番組制作を積極的に行っていることでも有名で、高校野球やサッカーの中継、地元に根づいた情報番組などを数多く放送中です。 納入会社:共信コミュニケーションズ株式会社 様 システム概要 主に屋外でのスポーツ中継用のデジタル・オーディオ伝送システムとして、2009年12月にDigital Snakeを導入。フィールドのS-1608と放送室のS-0816による一対向のシステムで、ヘッドアンプの操作はS-4000Rで行います。また、将来的なシステムの拡張を踏まえ、S-4000-SPも2台設置しました。 導入のポイント 株式会社テレビ松本ケーブルビジョン 編成部報道制作課主任 丸山和彦 様 談屋外でのスポーツ中継の際、これまではフィールドと放送室の音声のやり取りはアナログ・マルチケーブルで行っていたのですが、どうしてもノイズや音質劣化の問題が生じていました。しかし2009年、地元のサッカー・チームである『松本山雅FC』の日本フットボールリーグ(JFL)昇格が決まり、試合の生中継が大幅に増えることになったので、これを機に音声のクオリティを引き上げようとDigital Snake S-1608 Systemの導入を決めました。 導入してすぐ、2009年12月に行われた第33回全国地域サッカーリーグ決勝大会の現場で使用したのですが、Digital Snakeのシステムは想像以上にシンプルで、マニュアルにザッと目を通しただけで問題なく使うことができました。 テレビ松本ケーブルビジョンの皆さま 実際に現場で使用して、まず驚いたのがその音質の良さ。ノイズの少なさや減衰の無さは、これまでとまったく違いましたね。スポーツ中継なので、Digital Snakeで収録するのはサポーターの歓声と、スタンド側/フィールド側からのレポーターの音声くらいですが、そのような音でもこれまでのアナログ・マルチケーブルとの違いは顕著でした。S-4000Rの使い勝手もかなりいいですね。 設置の容易さも最高です。試合が行われた『アルウィン』というサッカー場は放送室が4階にあるので、これまでのアナログ・マルチケーブルだと敷設が大変でしたが、Digital Snakeのケーブルは細くて扱いやすいCAT5eなので、苦労なくセッティングできます。ケーブルは客席に這わせましたが、何の問題もありませんでした。将来的には中継車の導入を検討しているので、これからもっとシステムを拡張していきたいと思っています。 サッカーコート脇に設置されたS-1608 主要製品 S-1608 S-0816 S-4000-SP