映像との同期再生、マルチトラックによる高度な空間演出を実現
AR-3000/200は、新機能AR-LINK※により複数台の同期再生が可能。AR-LINK端子をそれぞれ接続することで、複数台のAR-3000/200から構成されるマルチトラックの同期再生システムを簡単に構築することができます。 1台のAR-3000をマスターにし、そこから複数のAR-3000/200のAR-LINK端子を専用ケーブルでチェーン接続。再生する場所やシーンに応じて、多彩なサウンドをミックスしたマルチトラック再生が実現します。 もちろんMTC(MIDIタイム・コード)に対応していますので、映像や照明機器、さらにはさまざまなMIDI対応機器との同期再生も簡単に行うことができます。映像・オーディオ・照明が連動した空間演出にも威力を発揮します。 また、このような同期システムは、従来、コントロール専用のコンピューターを用意するなど、大規模になりがちのため、メンテナンスや安定稼働に対する不安がつきまとうものでしたが、PCカードによりメカレスで動作するAR-3000/200は、高い信頼性を実現し、安心してお使いいただけます。 ※ AR-LINKは、AR専用通信端子です。
24ビット化が実現する高音質な録音/再生
AR-3000は、再生時間や音質に応じてセレクトすることができるAR-2000互換のモード(HIGH、STANDARD、LONG1、LONG2、ANNOUNCE)に加え、臨場感あふれるクリアなサウンドで、より効果的な演出が可能な24ビットの高音質グレードを装備。ローランド独自のコーディング技術で、スタジオ・クオリティのオーディオ録音/再生が可能です。 また、マスター・エフェクトとして2バンドEQを内蔵しているため、再生環境に応じた音質補正も行えます。 メカレス設計のAR-3000は、録音したオーディオ・データをPCカードに保存します。184MバイトPCカードを2枚装着時には、最長で約780分(LONG2 Mode 1、モノラル)もの長時間録音が可能。また、AR-3000で録音/保存したPCカードは、そのままAR-200に装着して再生することができます。
優れた操作性と強力な編集機能を装備
AR-3000は、バックライト付きのグラフィックLCDを採用し、録音や各種セットアップ、編集作業などを効率的に進めることができます。新規搭載のイージー・セットアップ機能で、対話形式で設定作業を進めていくことが可能。しかも、わかりやすい日本語表示を採用しています。 また、録音したオーディオを編集できる機能も充実しました。MD感覚でカット、イレース、トランケートなどが行えるフレーズ編集や、再生開始/停止ポイントを指定することも可能。また、最先端アルゴリズムを採用したタイム・ストレッチでは、録音した後から再生時間を変更することができます。 さらに、AR-3000の編集機能は、オリジナルのフレーズを書き換えることなく編集できる非破壊編集も可能。あらかじめ録音するオーディオを前処理しておかなくても、AR-3000で自在に編集できます。
MIDIによるダイナミック制御やオプション・ボードなど新機能も充実
AR-3000は、好評のAR-2000の機能と互換性を備えつつ、さらに多彩なニーズにお応えする数々の新機能を装備しています。MIDIによるダイナミック制御では、音量、パンを自在にコントロール可能。MIDIシーケンサーなどによる外部からのコントロールはもちろん、映像や照明などと連動したダイナミック制御も可能になります。 また、再生時に外部入力の音を加えるミキシング機能も強化されました。AR-3000のフレーズ再生時に外部入力の音量をフェード・アウト/フェード・インしたり、カット・アウト/カット・インするなど、使用環境やシーンに応じた自然なミキシングが行えます。 さらに、複数のフレーズを連続して再生するソング・フレーズ機能やRS-232Cによるパソコンからの制御も可能。出力ボリューム・パス機能やカード・プロテクト機能によって、納入後の誤操作によるトラブル防止機能も搭載しています。 そして、AR-3000の可能性を広げるのがユーザー取り付け可能なオプション・ボード・スロットです。このスロットにオプション・ボードを装着することで、AR-3000に新たな機能が追加されます。例えば、Ethernetを介して複数台のAR-3000をコントロールできるネットワーク・ボードなどにより、AR-3000のシステム構築がより柔軟に行えるようになる予定です。
●注意 記録メディアは、AR専用カードまたは、AR専用スマートメディア・アダプター(SMA-1)とスマートメディアをお使いください。専用カード、SMA-1とスマートメディア以外のPCカードは動作保証の対象外となります。