4K素材の切り出し読み込み
映像の再生に特化し、現場を考えぬいたユーザー・インターフェースを実現。直感的な映像の選択&プレイバックを「クイックレスポンス再生」で実現します。映像の再生スピードもスムーズに可変、ライブ中のタイミング調整も自由自在。さらに、ループ再生や連続再生を駆使した再生シーケンスや、日時単位での再生スケジュールもプログラムでき、常設展示の再生システムにも最適です。
エデット・モード画面
さまざまなフォーマットのファイルやSDI/HDMI信号から映像素材を取り込み、プレイ・モードで再生するための準備を行います。再生する箇所の指定やループ再生、再生する順番などのシーケンス、再生速度やTCなどの設定を組み合わせて、進行にあわせた再生方法を設定可能です。
コンサート、スポーツの映像演出に
PR-810HDの「クイックレスポンス再生」は、クリックから約0.1秒で映像の再生が可能。非圧縮、高画質な映像素材を、イベントの進行にあわせてジャスト・タイミングで送出します。タイムコードを使えば、DAWやレコーダーなど、他のシステムと連動した映像演出が可能です。
大型化する展示会や常設展示の映像演出
2スクリーン、3スクリーンといった映像演出も、複数台の連動再生で対応。展示会や常設展示施設、スタジアムなどの大型LEDにも対応します。長距離の映像伝送にも、3G-SDI出力により対応。より大型化する現場にも、スケーラブルに対応します。
高画質、非圧縮1080p再生をTC連動再生できるハードウェア
高画質、非圧縮1080p再生をTC連動再生できるハードウェア。リアルタイムで非圧縮の映像を再生するPCカードを専用設計。リファレンス、TC運用も視野にいれた再生エンジンを搭載しています。オーディオ出力もハードウェアで出力し、高音質を実現。専用ソフト、ハードの連携で、安定した運用を可能とします。
素材のとりこみ
ファイル読み込んだり、SDI/HDMI信号をキャプチャして素材にできます。ファイルの取り込みは4Kサイズまでの動画ファイルに対応。ビデオ画角やHDを超える動画ファイルを実際のサイズのまま取り込んだり、HDにリサイズして使用できます。
マスク機能
映像出力を任意の形状に切り抜きます。丸や三角形といった形状で映像を出力できます。
TCのマスター、スレーブ運用が可能
TCの入出力に対応し、展示会やステージの現場で照明や音響システムとの連動が可能。入力されたLTCにあわせて映像を再生するスレーブ動作と、LTCを出力するマスター動作が可能。スレーブ動作時は、入力されたLTCに追従再生する”JAM SYNC”と、指定した時刻をきっかけに再生を開始する”TRIGGER”が選択できます。
複数台連動システム(TC)
TCを使うことで、複数台のPR-810HDや外部システムと連動します。音響や照明からTCをもらって、音響照明と連動した映像演出をおこないます。にPR-810HDからTCを出力することで、音響や照明を制御することも可能です。また、4台のPR-810HDを連動すれば、4K映像の送出も可能です。
※プロジェクト設定がプログレッシブの場合は動作に制約があります。
USB3.0による高速データ転送
ファイルでの映像素材のやり取りを高速化する、USB3.0ポートを搭載。USB3.0に対応したUSBメモリやHDDからファイルの読み込みを高速におこなったり、プロジェクトデータを丸ごと書き出してバックアップできます。
一分一秒を争うイベント現場の、待ち時間を短縮できます。
1080pフォーマットに両対応
SDI/HDMI入出力を装備した専用ボードを搭載。SDI入出力は3G/HD/SDの3モードに対応。8chのエンベデッド・オーディオも含めたキャプチャが可能です。HDMI入出力は、ビデオ系フォーマットで最大1080/59.94pや1080/59.94iに対応。
フルハイビジョン非圧縮をサポートするSSD(ソリッドステート・ドライブ)
本体にSSDスロットを4基搭載。最大4台のSSDをRAID 0(ストライピング)で高速駆動し、3Gbpsのデータ伝送に対応。1080/60p非圧縮映像の録画/再生を実現します。システムソフトウェアは、専用のSSDを内蔵。SSDの耐久性と信頼性でイベント現場をバックアップします。
8chオーディオ出力
クリップに付与されたオーディオを最大8ch同時出力可能です。5.1サラウンドや7.1サラウンドにも対応可能です。
※定位情報に関係なくチャンネル前詰めで出力します。